ヴァンエックのステーキング対応「ソラナ(SOL)現物ETF」、ナスダックで取引開始

VanEck Solana ETF取引開始

米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(Solana)のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)のローンチを11月17日に発表した。

ローンチされたETFの名称は「VanEck Solana ETF」。ティッカーシンボル「VSOL」で米ナスダック(Nasdaq)に上場した。VSOLでは、SOLのステーキングで得られた報酬は信託に蓄積され、手数料や経費を差し引いた額がNAV(純資産価値)に反映される。

なお、VSOLのステーキングプロバイダーはソラナエコシステムへの投資・インフラ提供を専門とするカナダの上場企業ソルストラテジーズ(SOL Strategies:旧Cypherpunk Holdings)が務めている。

ヴァンエックは2026年2月17日まで、またはVSOLの運用資産が10億ドルに達するまでのいずれか早い時点で、VSOLのスポンサー料(運用会社の管理手数料)0.3%を免除するとのこと。なお、取引時に投資家が証券会社に支払う取引手数料は別途発生するとのことだ。

なおVSOLは、1940年投資会社法に基づく登録ファンドではなく、別の規制枠組みの下で提供されるETP(上場投資商品)のため、同法に基づく投資家保護の適用対象外となる。

ちなみに、VSOLと同様のSOL現物ETFとしては、米暗号資産(仮想通貨)運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)組成のステーキング対応ソラナ現物ETP「Grayscale Solana Trust ETF(GSOL)」が、米NYSEアーカ(NYSE Arca)で10月29日に取引開始された。

また、10月28日には米暗号資産運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)組成のステーキング対応ソラナ現物ETP「Bitwise Solana Staking ETF(BSOL)」が、NYSEアーカで取引開始された。 

参考:ヴァンエックVanEck Solana ETFソルストラテジーズ
画像::iStocks/Максим-Ивасюк・PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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