
HashPort、EXPO2025ウォレットを次世代Web3基盤に刷新
株式会社HashPortは2025年10月31日、従来の「EXPO2025デジタルウォレット」を全面リニューアルし、ステーブルコインおよびマルチチェーンに対応した次世代Web3ウォレット「HashPort Wallet」として提供を開始したと発表しました。
発表によると、同ウォレットは、2025年の大阪・関西万博向けに構築されたEXPO2025デジタルウォレットの技術基盤を発展させ、より汎用性と実用性を備えたデジタル資産管理インフラとして再設計されています。
万博ウォレット、JPYCにも対応へ
SBT統合で拡張性を高めた新ウォレット構造
今回のリニューアルにより、ウォレットの根幹機能を刷新し、複数ブロックチェーンへの対応、法定通貨に連動するステーブルコインの管理、SBT(ソウルバウンドトークン)機能の統合など、Web3社会の実装を意識した拡張性の高い構造へ移行しています。
SBTとは、ブロックチェーン上で譲渡ができない形式のデジタル証明書で、ユーザーの参加履歴や実績を証明するために用いられるトークンです。
HashPort Walletでは、キャンペーンやイベントへの参加証明をSBTとして発行する仕組みを採用しています。
なお、HashPortは「既存ウォレットの利用者は新サービスへ移行可能で、これまでに発行された600万枚以上のSBTも引き継がれる」と説明しています。
リニューアル記念キャンペーンを開催
同社は今回のリニューアルを「EXPO2025以降を見据えた社会実装フェーズの第一歩」と位置づけています。
また、リニューアル発表にあわせて、HashPortは総額最大1億円相当の日本円ステーブルコイン「JPYC」を配布する「JPYC1億円あげちゃうキャンペーン」と、毎週100万円分のJPYCをユーザーで山分けする「Web3クイズキャンペーン」を開始しました。
「JPYC」10月27日リリースへ
Web3普及へ向けた記念キャンペーン開催
総額1億円相当ステーブルコイン「JPYC」配布
対象期間中、既存ユーザー・新規登録ユーザーを問わず「HashPort Wallet」にログインし、キャンペーン参加証明書SBTを取得したユーザー全員に、200円相当のステーブルコイン「JPYC」が配布されます。
【キャンペーン期間】
2025年10月31日(金)〜2025年11月30日(日)
【対象者】
対象期間中に「HashPort Wallet」へログインし、キャンペーン参加証明書SBTを取得したユーザー
※新規登録ユーザーとEXPO2025デジタルウォレットの既存ユーザーの両方が対象
※申し込みが50万人に達し次第、キャンペーンは終了
【応募方法】
① アプリ内でキャンペーンバナーをクリック
② キャンペーン参加証明書SBTを発行
③ キャンペーン参加証明書SBTを確認
キャンペーン参加証明書SBTのホルダーに対して、JPYCが順次送金されます。
【プレゼント内容】
200円相当のステーブルコイン「JPYC」
※プレゼントはアプリ内「ウォレット」タブ→「通貨」から確認
※付与は原則キャンペーン参加後10営業日以内の予定
キャンペーン詳細はこちら
Web3クイズで総額100万相当のJPYCを毎週山分け
毎日出題されるクイズで1週間に4問以上正解したユーザー全員が、毎週100万円分のステーブルコイン「JPYC」を山分けします。
10月31日から第3週に入り、第1週と第2週はUSDC、第3週と第4週はJPYCで付与されます。
【開催期間】
第1週:10月17日(金)0:00〜10月23日(木)23:59 ※終了済
第2週:10月24日(金)0:00〜10月30日(木)23:59 ※終了済
第3週:10月31日(金)0:00〜11月6日(木)23:59
第4週:11月7日(金)0:00〜11月13日(木)23:59
【参加方法】
1日1問、1週間で7問、Web3に関するクイズが出題されます。4問以上正解で達成SBTが発行可能となり、このSBTを取得したユーザーが山分け対象となります。
キャンペーン詳細はこちら
「JPYC」の損益計算が可能に
HashPort、EXPO2025から社会実装フェーズへ移行
HashPortは、今回の2つのキャンペーンを通じて、ステーブルコインの利用促進とWeb3ウォレットの普及を加速させる方針を示しています。
今回のリニューアルは、こうした構想を具体化する第一歩として位置づけられており、EXPO2025を通じて獲得した利用者層を基盤に、イベント限定だったサービスを恒常的なWeb3サービスへ発展させる取り組みです。
HashPortは、ウォレットを軸にした実用的なWeb3インフラを構築し、ブロックチェーン技術の社会実装と普及に向けて今後も取り組みを継続していくとしています。
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Source:HashPortプレスリリース
サムネイル:HashPortプレスリリースより引用より使用








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