香港、アジア初のソラナ現物ETFを承認|アナリスト強気予測「SOLはスイートゾーンに」

香港初のソラナETF、10月27日に取引開始

香港証券先物委員会(SFC)は2025年10月22日、アジアで初めてとなる仮想通貨ソラナ(SOL)の現物ETFを承認したことが明らかになりました。

この新たなETFはビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)に続き、香港で3例目の仮想通貨現物ETFとなります。

地元メディア香港経済日報によると、承認されたソラナETFは中国資産運用大手・華夏基金(香港)が設定し、10月27日に香港証券取引所に上場する予定です。

取引単位は100口で、最低投資額は約100ドル(約780香港ドル/約15,000円)と少額から投資可能で、初心者でも参入しやすい商品設計になっています。

今回の承認を受け、市場ではSOLの価格動向への期待感が高まっています。

一部アナリストは、現在のSOL価格を「200ドル以下のスイートゾーン」と評価し、将来的に300~400ドル(約45,000~60,000円)まで上昇する可能性があるとの強気な見解を示しています。

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香港証券市場で中国主導のソラナETFが始動

華夏Solana ETFの基本構造と通貨建て

香港経済日報によれば、承認されたETFの名称は「華夏Solana ETF」(銘柄コード:03460)で、運用会社は中国のChinaAMC(華夏基金)傘下の香港子会社です。

当ETFは香港ドル・米ドル・人民元建ての3種類の通貨カウンターで取引され、香港の現物型仮想通貨ETFとしてはビットコイン、イーサリアムに次ぐものとなります。

このETFはSOLトークンを直接購入・保管して運用され、資産の最大100%をSOLに投資する仕組みと説明されています。

同報道によると、取引では証券先物委員会公認のOSL取引所が活用され、カストディ(資産管理)は中銀国際英国保誠信託有限公司(BOCIプルデンシャル)が担当します。

加えて、OSLデジタル証券が副カストディ(サブカストディ)として資産保管に関与すると伝えられています。

運用コストと香港の仮想通貨ハブ戦略

運用会社であるChinaAMCによれば、運用管理費は年率0.99%に設定されており、保管や管理の費用を含む年間コスト合計は約1.99%に達する見込みです。

なお、このETFでは当初SOLのステーキングはサポートされておらず、今後は規制当局の判断次第で導入が検討される見通しと伝えられています。

香港政府は近年、デジタル資産ハブとしての地位確立に向け環境整備を進めています。

今回のソラナETF承認は、規制下での仮想通貨投資商品の提供を通じ、香港が世界の最前線に立つ姿勢を示すものだと評価されています。

デジタル資産商品整備が進むアジア金融市場

香港ではすでにアジア初のビットコインとイーサリアムの現物ETFが上場しており、初日の取引で総額4億ドル超(約600億円)の資金が流入しました。

一方日本では、米資産運用大手フランクリン・テンプルトンがSBIホールディングスと提携し、ブロックチェーン技術を活用したETF商品を提供する計画を進めています。

加えて、シンガポール金融管理局(MAS)は2027年までに個人投資家向けのトークン化ファンド提供を目指す方針を明らかにしています。

こうした先行事例は、規制面の進展に加えて、実際の投資マネーを呼び込んでいることを示しているとみられています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=円)

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Source:香港経済日報
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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