
チャイナ・ルネサンスがBNBトレジャリー設立へ
北京拠点の投資銀行チャイナ・ルネサンス・ホールディングス(China Renaissance Holdings:以下、チャイナ・ルネサンス)が、米国でBNBトレジャリー(財務資産)企業設立に向け、約6億ドル(約903億円)の資金調達について協議を進めている。「ブルームバーグ(Bloomberg)」が事情に詳しい関係者の話として10月13日に報じた。
報道によると、チャイナ・ルネサンスは8月の開示で、暗号資産(仮想通貨)ビルドアンドビルド(BNB)に約1億ドル(約150億円)を投資する意向を示していたという。
また、投資・インキュベーション組織YZiラボ(YZi Labs:旧 Binance Labs)は、チャイナ・ルネサンスの資金調達に参加し、同社と合わせて総額2億ドル(約301億円)を投じる計画とのこと。
なおYZiラボは、バイナンス(Binance)共同創業者チャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が率いる投資ビークルだ。YZiラボは今年1月、VC(ベンチャーキャピタル)・インキュベーション事業を手掛けるバイナンスラボ(Binance Labs)からリブランドされ、現在はWeb3、AI(人工知能)バイオ分野で投資・インキュベーションを展開している。
またYZiラボは今月8日、BNBチェーン(BNB Chain)上の開発者向けに、10億ドル(当時約1,527億円)規模のビルダーファンド立ち上げを発表した。
同ファンドの投資対象には、BNBチェーン上のトレーディング、RWA(実物資産)、AI、DeSci(分散型科学)、DeFi(分散型金融)、ペイメント、ウォレットなどのプロジェクトが含まれるとのことだ。
参考:ブルームバーグ
画像:iStocks/LuckyStep48
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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