ソラナのSuperteam Japan、国内SOL特化トレジャリー事業立ち上げへ、米ナスダック上場DFDVと提携で

スーパーチームJPがDFDV JP立ち上げへ

レイヤー1ブロックチェーン「ソラナ(Solana)」のエコシステムの成長を促進するための日本コミュニティ、スーパーチームジャパン(Superteam Japan)が暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)に特化したトレジャリー事業「DFDV JP」を国内で立ち上げる。同事業により、日本の暗号資産市場におけるソラナの普及加速を目指すとのことだ。

スーパーチームJPは10月9日、米ナスダック上場企業のDeFi Development Corp.(DFDV)との提携を発表した。DFDVは、世界で初めて継続的な資金調達によるSOL購入とステーキング等を通した運用を目的としたトレジャリー戦略を採用した上場企業だ。

今回DFDV JPは、DFDVが提供する「トレジャリー・アクセラレーター・プログラム」のリソース活用により事業を開始するという。同プログラムでは、国際的なソラナDAT(Digital Asset Treasury)の立ち上げに際して、財務戦略の支援、バリデーター運用ノウハウの提供、エコシステムを活用した運用戦略など、様々な面でサポートが行わるとのこと。

同プログラムにおいては、韓国の上場企業の買収により立ち上げられるDFDVコリア(DFDV Korea)の設立の意向が9月22日に表明されている。日本での取り組みが実現すれば、同プログラムでのソラナDAT立ち上げはアジアで2例目となる予定だ。

なお今回のDFDVとの提携には、スーパーチームジャパン代表の大木悠氏と、同事業開発統括の佐藤茂氏が携わったという。大木氏はプレスリリースにて「今回のDFDVとの協業は、日本におけるソラナのエコシステムにとって重要なマイルストーンです。ソラナのトレジャリー事業を日本で展開することで、日本の投資家がソラナの成長に参加するための橋渡しを実現するとともに、日本がソラナを起点としたデジタル資産のイノベーションのハブとしての役割を強化できると考えています」とコメントしている。

またDFDVのCOO兼CIOであるパーカー・ホワイト(Parker White)氏は「日本は長らくデジタル資産のグローバルリーダーであり、世界で最も先進的な規制環境のひとつを有しています。私たちは、スーパーチームジャパンと提携し、日本における初のソラナデジタル資産トレジャリーの実現に向けて協働できることを大変嬉しく思います」と述べている。

今回のDFDV JP立ち上げ表明にあたり、DFDV JPのXアカウントにて、日本時間10月10日8:00から、DFDV JPのプロジェクトメンバーとDFDV米国のメンバーでXでのスペースが開催される。

スーパーチームジャパンではコミュニティ活動にとどまらず、エンタープライズ領域での事業開発にも積極的に取り組んでいる。今年7月にスーパーチームジャパン運営会社であるソラナジャパンは、みんなの銀行、Fireblocks、TISとの提携および来的なステーブルコインおよびweb3ウォレットの事業化に向けた共同検討を開始している。 

 

参考: プレスリリース
画像:iStocks/Cemile-Bingol

関連ニュース

参照元:ニュース – あたらしい経済

コメント

タイトルとURLをコピーしました