暗号資産ウォレット「Rainbow」は、Xにて自社のポイントプログラムを独自トークン$RNBWへ移行することを発表しました。公開予定は2025年第4四半期で、これにより既存のポイントの価値が暗号資産として明確になります。
Rainbowポイントは2023年12月にスタートした報酬制度で、イーサリアム上での活動や保有量などを基にポイントが付与されます。MetaMaskなど他のウォレットから乗り換えたユーザーには追加報酬が設定されるなど、既に一定の支持を得ていました。
今回の発表では、機能の拡充も大きなテーマとなっています。リアルタイムなトークン価格表示やチャート機能の強化、さらにHyperliquidと提携したウォレット内での永久先物取引やトークンゲームの導入が予定されています。ユーザー体験とデータ処理基盤の刷新も進められており、動作性や信頼性の向上に重点が置かれているとのことです。
現時点でトークノミクスについては公開されていませんが、約20％がトークン生成イベントで流通予定であること、総供給量の4％がトークンローンチプロトコルClankerの買収にに充てられる旨も発表されています。
今後は公式発表を通じて権利取得条件やスナップショット日など詳細が明らかになる見込みで、ウォレット利用者はその動きを注視しておきたいところです。
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