オンライン取引大手「IG Group」英上場企業初の仮想通貨取引サービス|38銘柄を取扱い

英上場企業初の個人向け仮想通貨取引サービス

英国の大手オンライン取引企業である「IG Group」は2025年6月3日に、IG Groupが英国上場企業として初めて個人投資家向けの暗号資産(仮想通貨)取引サービスを提供開始することを発表しました。

IG Group(IGグループ)は、イギリスのロンドンに本社を構える大手金融サービスプロバイダーであり、ロンドン証券取引所に上場し、FTSE250種総合株価指数にも採用されています。

今回のニュースは「The Times」によって報じられたもので、6月3日にはIGグループの公式Xアカウントがこの記事を引用する形で発表を行なっています。

英国上場企業として初めて個人向けの暗号資産取引サービスを提供できることを誇りに思います🚀
詳細は「The Times」の記事をご覧ください。

BTC・ETH・XRP・ADAなど38銘柄を取り扱い?

The Timesの報道によると、IGグループは今週から新たなサービスを開始して、英国の一般投資家がビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産を直接売買できるようにするとのことで、英上場企業が個人向けの暗号資産取引サービスを提供するのは今回が初であると報告されています。

このサービスは暗号資産・貴金属・通貨・株式などの取引プラットフォームを提供している「Uphold(アップホールド)」との提携を通じて提供されるもので、複数のメディアやSNSアカウントでは以下のような主要銘柄やミームコインを含む38種類の仮想通貨を取引できるようになると伝えられています。

なお、ユーザーが購入した暗号資産はUpholdによって保管・管理されるものの、それらの暗号資産は英国の金融サービス補償制度(FSCS)の対象外になるとも説明されています。

英国では暗号資産保有者が増加中

英国では暗号資産を保有する人が大幅に増えてきているとのことで、「英国の規制当局である金融行動監視機構(FCA)が2024年に発表した調査結果では英国の成人の12%が暗号資産を保有しており、2021年の4.4%から大きく増加している」とも伝えられています。

英国ではすでにRevolut(レボリュート)などの企業が仮想通貨取引サービスを提供していますが、同社はロンドン証券取引所に上場していないため、IGグループのような上場企業の仮想通貨取引サービスは顧客からの信頼を高めることに繋がり、仮想通貨投資の勢いをさらに加速させる可能性があると注目されています。

IGの英国部門マネージングディレクターであるマイケル・ヒーリー氏は、IGグループの仮想通貨取引サービス開始について「英国の暗号資産の旅路における重要な節目」とコメントしています。

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source:The Times報道
サムネイル:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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