
OpenSeaがAbstractに対応開始
NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、イーサリアム(Ethereum)基盤のレイヤー2(L2)ブロックチェーンであるアブストラクト(Abstract)に対応したことが、5月14日に公式Xより発表された。
これによりオープンシーのユーザーは、アブストラクト上で発行されたNFTの取引や出品が可能となった。
今回の対応によりオープンシーがサポートするブロックチェーンは、計19チェーンとなった。現在はアブストラクト(Abstract)の他、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、クレイトン(Klaytn)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)、アバランチ(Avalanche)、ゾラネットワーク(Zora Network)、ベース(Base)、ブラスト(Blast)、セイ(Sei)、ビースリー(B3)、ベラチェーン(Berachain)、フロー(Flow)、エイプチェーン(ApeChain)、ソニューム(Soneium)、シェイプ(Shape)、ユニチェーン(Unichain)、ローニン(Ronin)に対応している。
アブストラクトは低い手数料と高速な取引を提供し、消費者向けブロックチェーンアプリケーションをスケール可能にするプロジェクトである。同チェーンは、NFTプロジェクト「パジー・ペンギンズ(Pudgy Penguins)」の親会社イグルー(Igloo)が開発されており、今年1月28日にメインネットが公開された。
またアブストラクトは、ZKスタック(ZK Stack)を基盤に構築されており、ゼロ知識(ZK)ロールアップとしてイーサリアムよりもスケーラブルな代替手段を提供している。取引はオフチェーンで実行され、これらはまとめてイーサリアム上で暗号技術のゼロ知識証明を使用して検証しているとのことだ。
ちなみにNFTマーケットプレイスのマジックエデン(Magic Eden)が、アブストラクト上でのNFT取引とローンチパッド機能を実装している。
Where cultural relevance meets community.@AbstractChain NFTs and tokens are now live on OpenSea. pic.twitter.com/BaThDyGW4G
— OpenSea (@opensea) May 13, 2025
参考:OpenSea
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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