カルダノ基盤の「ADA Handle」がビットコイン対応|BTCの送受信で活用可能に
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーン上でNFT形式のカスタムウォレットアドレスを展開している「ADA Handle」は2025年3月19日に、ADA Handleがビットコイン(BTC)に対応したことを発表しました。
ADA Handleは、ブロックチェーン上のデジタルIDのようにに機能するNFT形式のカスタムウォレットアドレスを提供しているサービスであり、「$myname」といった任意の文字列のハンドルを購入することによって、そのハンドル名で仮想通貨を送受信できる仕組みになっています。
一般的な仮想通貨の送受信では「addr1234…」といった複雑な英数字のウォレットアドレスが使用されるため、誤送金などのリスクがありますが、ADA Handleを利用すれば「$myname」のようなわかりやすい文字列で仮想通貨を送受信できるため、誤送金のリスクを下げて簡単にADAを送金することが可能です。
今回はこの「ADA Handle」がビットコインに新規対応したことが報告されていて、カルダノネットワーク上に存在する「$handle」を用いてビットコインネットワーク上のBTCを簡単に送受信できると説明されています。
ADA Handleで自分専用の「$handle」を保有している場合は、ADA Handle公式サイトのPersonalization(パーソナライズ設定)ページにある「Cross Chain」からビットコインのウォレットアドレスを紐付けすることによって、BTCアドレスを連携させることができるとされています。
ADA $handle for Bitcoin!
Easily send and receive $BTC on Bitcoin using your ADA $handle stored on the Cardano Blockchain!
Add your Bitcoin address to your $handle in Personalization to be ready for more wallet integrations!$ADA
$BTC pic.twitter.com/gxAwrIwtjs
— $handle (@adahandle) March 18, 2025
ADA Handleがビットコインに対応!
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Cardanoブロックチェーンに保存された「ADA $handle」を使って、ビットコイン上で簡単にBTCを送受信できます!
より多くのウォレット統合に対応するために、パーソナライズ設定で$handleにビットコインアドレスを追加してください。
$ADA
$BTC
カルダノエコシステムではビットコイン統合の動きが急速に拡大してきており、昨年11月にはカルダノウォレットを提供している「Tokeo」がビットコインに対応、今月20日にはInput Outputが提供する「Lace Wallet」もビットコインに対応する予定であることを発表しています。
このようなビットコイン統合の動きはビットコインの利便性を強化する重要なものとして評価されており、カルダノとビットコインの融合が進めば双方のネットワーク間で資金移動が加速し、流動性の増加やさらなる発展にもつながると期待されています。
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Souce:ADA Handle発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用