「ビットコインの下落は買い場」ドルは崩壊へ|ロバート・キヨサキ氏が見解を示す

ビットコインの下落は買い場、ドルは崩壊へ|ロバート・キヨサキ氏の見解(Bitcoin drop is a buying opportunity, dollar collapse is near – Robert Kiyosaki)

ビットコインの下落は「割引価格」

「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者であり、投資家としても知られるロバート・キヨサキ氏は2025年2月27日に、ビットコイン(BTC)の価格下落を受け「これは買い場だ」との見解を示しました。

同氏は、X(旧Twitter)で「ビットコインが下がったら買う。それだけだ」と述べ、価格の下落を「割引価格での購入機会」と捉えています。

また、日本や中国などが米国債の購入を中止した場合、アメリカ経済とドルが崩壊する可能性があるとの見方も示しています。

ビットコイン大暴落!
ビットコインがセール中!
私は買い増しする。

問題はビットコインではなく、私たちの金融システムと不誠実な銀行家たちにある。

(中略)

日本や中国のような国々が米国債の購入をやめれば、インフレは爆発し、経済とドルは崩壊する。

だからこそ、ビットコインが下落すると私は前向きに捉え、買い増す。

ビットコインは信頼できる資産であり、フェイクマネー(ドル)は人々から富を奪う。

私は金・銀・ビットコインの価格が下がれば、いつでもフェイクマネーと交換する。

同氏は以前から、政府の金融政策や銀行システムに対する不信感を示し、法定通貨に代わる資産としてビットコインや金、銀の購入を推奨しています。特に、中央銀行の政策が市場に与える影響について警戒を示し、ビットコインの価値について言及しています。

>> ロバート・キヨサキ氏のこれまでの発言

米国の経済危機を警告

キヨサキ氏は米国経済の現状についても懸念を表明しています。同氏は「米国は100日ごとに1兆ドル(約150兆円)の負債を増加させている」と指摘し、財政破綻の可能性を警告しました。また「ドルは価値を失い続けており、もはや安定した通貨とは言えない」と述べています。

1兆とはどれくらいの規模なのか?

1兆秒前は31,688年前。
アメリカは100日ごとに1兆ドルの借金を増やしている。

これで分かっただろうか?
なぜ金・銀・ビットコインを買わなければならないのかを。

米国の債務総額は2024年末時点で、34兆ドルを超えており、国際通貨基金(IMF)も米国の財政赤字拡大に警鐘を鳴らしています。

キヨサキ氏は今後もビットコインの購入を続ける意向を示し「資産を守る手段」としての価値を強調しています。特に法定通貨の信頼性が低下する中で、ビットコインが「デジタルゴールド」としての役割を果たす可能性にも触れています。

最近では、Xへの投稿で「株式市場などのすべてのバブルが崩壊へと向かい、今後さらに厳しい状況が続く可能性がある」と見解を示し、ビットコインの買い増しを示唆していました。

一方で、ビットコインの価格変動や規制の不確実性を懸念する声もあります。投資を検討する際には、リスクを十分に理解し、慎重な判断が求められます。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.96円)

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Souce:ロバート・キヨサキ氏X投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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