「米国をブロックチェーンのリーダーに」カルダノ・アプトスが政策・技術関連で協力
Cardano・Aptosの創設者が協力報告
カルダノ(Cardano/ADA)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏とアプトス(Aptos/APT)の共同創設者兼CEOであるエイブリー・チン氏は2025年2月12日に、米国のブロックチェーン政策関連で協力していくことを明かしました。
CardanoとAptosはどちらも分散型アプリケーション(DApps)の開発などにも活用できる高性能なレイヤー1ブロックチェーンであり、各チェーンのネイティブトークンであるADAとAPTは日本国内の暗号資産取引所にも上場しています。
ホスキンソン氏は12日にチン氏と会話したことを報告していましたが、その後はチン氏が「ホスキンソン氏やカルダノと共に、アメリカがブロックチェーンのリーダーとなるための政策と技術に取り組めることを楽しみにしている」とコメントしています。
Collaboration is a beautiful thing. Excited to work together with @IOHK_Charles & @Cardano on policy & tech in making America the leader in blockchain.
https://t.co/ndyujESlvE
— avery.apt
(@AveryChing) February 12, 2025
【チャールズ・ホスキンソン氏】
今日はエイブリー・チン氏と素晴らしい会話ができました。確かなリーダーシップとテクノロジーがあります。【エイブリー・チン氏】
コラボレーションは素晴らしいものです。チャールズ・ホスキンソン氏やカルダノと共に、アメリカがブロックチェーンのリーダーとなるための政策と技術に取り組めることを楽しみにしています。![]()
AptosチームはCFTC暫定委員長とも会談
両者の会話の内容やコラボレーションの詳細は明らかにされていないものの、今回の協力関係はAptosの政策チームが米商品先物取引委員会(CFTC)の暫定委員長であるキャロライン・ファム氏と会談した直後に発表されているため、具体的な取り組みの内容には注目が集まっています。
米商品先物取引委員会(CFTC)は米証券取引委員会(SEC)と同様にトランプ政権下で仮想通貨政策を推進していく意向を示しており、仮想通貨業界リーダーの意見を考慮する姿勢も見せているため、今後の動向などにも注目です。
CFTCは先週、ステーブルコイン規制策定のための「クリプトCEOフォーラム」を開催すると発表しており、このフォーラムにはCircle・Coinbase・Ripple・MoonPay・Crypto.comなどが参加予定と伝えられているため、ファム氏とチン氏の会談は同様の取り組みの一環である可能性があるとも見られています。
ホスキンソン氏は複数の業界リーダーと連携
チャールズ・ホスキンソン氏はこれまでにも複数の業界リーダーたちと会話してきたことを報告していて、昨年11月にはリップル社のブラッド・ガーリングハウス氏と共に「仮想通貨業界の団結」を呼びかけています。
また、ホスキンソン氏は昨年12月にも「2025年は団結と進歩の年だ」と語っており、「この貴重な機会を小さな派閥争いで無駄にしてはいけない」との考えを示しています。
なお、ホスキンソン氏はここ最近で複数の人物と会談する予定であることを明かしていて、Cardanoコミュニティ内では「米政府効率化省(DOGE)のイーロン・マスク氏とホスキンソン氏が会うこと」を期待する声も強まっています。
Charles is meeting someone very special this month end to pamp $Ada
Who is it?
— Mintern (@MinswapIntern) February 10, 2025
チャールズは今月末に、ADAを盛り上げるために特別な人物と会う予定です。
それは誰でしょう?
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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