トランプ大統領のメディア企業、ビットコインETF含む複数の商標登録を申請
ETF、SMAの立ち上げ予定か
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルーソーシャル(Truth Social)」および動画ストリーミングプラットフォーム「トゥルー+(Truth+)」の運営企業であるトランプメディア&テクノロジーグループコーポレーション(Trump Media and Technology Group Corp:TMTG [Nasdaq:DJT])が、今年から開始予定のカスタマイズされた上場投資信託(ETF)と個別管理口座(SMA)の立ち上げに関連するブランド名の商標登録を申請したと2月6日発表した。
申請された商標は「Truth.Fi Made in America ETF」、「Truth.Fi Made in America SMA」、「Truth.Fi U.S. Energy Independence ETF」、「Truth.Fi U.S. Energy Independence SMA」、「Truth.Fi Bitcoin Plus ETF」、「Truth.Fi Bitcoin Plus SMA」の6つである。
これらのETFとSMAは、1月29日に発表された、金融サービスを提供する新ブランド「Truth.Fi」の一環として展開される。
「Truth.Fi」を含むTMTGのフィンテック戦略では、伝統的な投資商品、SMA、ビットコインETFおよび関連証券に最大2億5,000万ドルを投資する予定だ。なお、SMAの開発には、チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)社が協力する予定だ。
なお、複数の投資手段を含む「Truth.Fi」は、資金調達レベルの決定や、金融規制当局による必要な承認がなされた後、2025年に展開される予定だと発表されている。
また、TMTGはヨークビル・アドバイザーズ(Yorkville Advisors)の関連会社と、サービス契約およびライセンス契約を締結した。
ヨークビル・アドバイザーズは、新金融商品の登録投資顧問として、商品の開発と規制プロセスを通じた管理を行う。
TMTGのCEO兼会長であるデヴィン・ヌネス(Devin Nunes)氏は、「米国のエネルギー、製造業、その他の企業に投資する手段を提供することを目指す」とし、「ビットコイン関連の戦略を含め、TMTGの商品を差別化するためのさまざまな方法を模索している」とコメントしている。
参考:発表
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済