Crypto.com、ロサンゼルス山火事支援「100万ドルを寄付」
Crypto.com、100万ドル寄付を発表
暗号資産関連の様々なサービスを展開している「Crypto.com」は2025年1月16日に、ロサンゼルスで発生した大規模な山火事の被害者を支援するため、100万ドル(約1億5,500万円)の寄付を行うことを発表しました。
寄付金は、ロサンゼルス消防局財団やカリフォルニア消防財団、ロサンゼルス警察財団に分配され、消防士や初動対応者が使用する装備やリソースの調達、および現場での支援活動の強化に活用されることが明らかにされています。
今回の発表の中でCrypto.com北米社長であるマット・デイビッド氏は以下のように述べています。
私たちは、AEGやCrypto.comアリーナを通じてロサンゼルスと深い繋がりを持っており、このたびの悲惨な山火事の被害を受けたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
私自身、約10年間ロサンゼルスで暮らし、そこで家族を築いたため、この街は個人的にもとても大切な場所です。
復興への道のりは長いものとなるでしょうが、私たちはパートナーや地域社会と協力し、支援を必要とする方々を全力でサポートしてまいります。
今回の山火事は、多くの住宅や森林を焼失させ、数千人が避難を余儀なくされる災害となっています。地域では水や電力などの基本的なインフラが破壊され、復興支援の重要性が高まっています。
他団体との連携による被災者支援
Crypto.comは、スポーツやエンターテインメント施設の開発・運営を行う提携企業AEGやCrypto.comアリーナのホームチームと協力し、被災者支援のための追加活動を展開しています。
ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・キングスなどのスポーツチームは、Crypto.comアリーナの入口や地域施設で寄付キャンペーンを実施し、山火事被災者を支援するための物資を集めています。
デイビッド氏は「Crypto.comはパートナーやコミュニティと協力して、支援を必要とする人々にサポートを提供していく」とも述べており、同社の取り組みは、他の企業や個人にも支援の輪を広げるきっかけとなることが期待されています。
なお、米歌手のビヨンセ氏が設立した慈善団体「BeyGOOD(バイグッド)」が250万ドル(約3億8,800万円)の寄付を発表するなど、著名人からの支援も相次いでいます。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=155.24円)
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Souce:Crypto.com公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Crypto.com公式発表から引用