米格付け機関、カルダノ(ADA)を「A-」に格上げ|BTC・ETHに並ぶ高評価
A評価の仮想通貨は「BTC・ETH・ADA」の3銘柄
仮想通貨・ブロックチェーンの格付けを行っていることでも知られる米独立系格付け機関Weiss Ratings(ワイス・レーティングス)は2024年11月23日に、カルダノ(Cardano/ADA)の評価を「A-」に格上げしたことを発表しました。
Weiss Ratings(ワイス・レーティングス)は、株式・ETF・投資信託・保険などといった幅広い金融商品の格付を行っている1971年設立の独立系格付け機関であり、非常に早い段階から仮想通貨の格付けを行なっていたことでも知られています。
同機関は技術・採用・投資リスク・市場パフォーマンスなどといった数千のデータを考慮して「A・B・C・D・E」の5段階評価で格付けを実施していますが、今回の発表ではカルダノ(ADA)の評価を「A-」に格上げしたことが報告されています。
A-という評価は代表的な仮想通貨の1つであるイーサリアム(ETH)と同レベルの評価であり、公式発表では「カルダノはBTC・ETHと共にA評価を受けた唯一の仮想通貨である」とも説明されています。
We have just upgraded $ADA to an "A-" rating.
Cardano joins $BTC and $ETH as the only cryptos in the "A" range: https://t.co/5bmXLxwmQm
— Weiss Crypto (@WeissCrypto) November 22, 2024
私たちはADAを「A-」に格上げしました。
カルダノはBTC・ETHと共に「A」レンジにある唯一の仮想通貨です。
2024年11月23日時点におけるWeiss Crypto Ratingsの仮想通貨格付けランキング(画像:Weiss Ratings)
技術面でも価格面でも成長を続けるカルダノ
カルダノ(Cardano/ADA)は、高速・低コストで安定した取引環境を提供する第3世代のブロックチェーン・暗号資産であり、イーサリアムと同様に分散型アプリケーション(DApps)の開発を可能にする代表的なスマートコントラクトプラットフォームとして知られています。
Cardanoの開発チームは数年規模の長期的な開発計画で慎重に開発を続けているため、仮想通貨業界で定期的に報告されるブロックチェーン停止のような問題も発生せずに、安定したネットワーク環境で機能拡充が続けられています。
また、現在のカルダノは「分散型ガバナンス(分散型意思決定)を採用した完全分散型ブロックチェーン」となるための最終フェーズに突入しているため、今後は世界中のコミュニティが主導する形でエコシステムが拡大していくという点でも注目されています。
最近では仮想通貨ADAの大幅な価格上昇も注目を集めていて、記事執筆時点におけるADAの価格上昇率は「過去24時間で27%、過去7日間で52%、過去1ヶ月間で222%」に達しているため、今後の更なる成長などにも期待が高まっています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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