米サークルが香港テレコムと連携、小売業者向けロイヤリティソリューション開発へ
2024-10-30
Circleと香港テレコムが提携
米ドルステーブルコイン「USDC」等を発行するサークル(Circle)が、香港通信大手の香港テレコム(HKT)と共同で、香港の小売業者を対象としたブロックチェーン基盤の顧客ロイヤリティソリューションを開発すると10月29日発表した。
サークルは顧客ロイヤリティソリューションの開発に向けて、ブロックチェーン上での構築を効率的に行う為のエンタープライズグレードの開発者向けツールを香港テレコムに提供するとのこと。
具体的には、既存の企業やスタートアップがデジタル資産とスマートコントラクトを安全かつ簡単に利用可能にする為、サークルが提供する「プログラマブルウォレット(Programmable Wallet)」などの主要コンポーネントが提供されるという。
なお今回の発表では、顧客ロイヤリティソリューションに関する機能やサービスなどについては明かされていない。
ちなみに「プログラマブルウォレット」は、開発者が構築したアプリケーションに暗号資産(仮想通貨)ウォレットを組み込むことができる「Wallet-as-a-Service」だ。これによりアプリユーザーに対し、暗号資産やNFTなどのデジタル資産へのアクセスを簡単に提供可能になる。
参考:サークル
画像:iStocks/metamorworks
関連ニュース
- 米サークル「USDC」がAPACでアクセス拡大へ、ホールセール向けにMHC Digitalと提携で
- USDC発行の米サークル、リアルタイム自動コンプライアンスチェック機能公開
- 香港金融管理局「ステーブルコイン発行者サンドボックス」にアニモカブランズら参加
- 香港がファミリーオフィスらに暗号資産の税制優遇、年内導入へ
- 香港証券取引所、BTCとETHの取引量に基づく暗号資産インデックスシリーズ提供へ
参照元:ニュース – あたらしい経済