サルゲッチュのミームコイン「PIPO」は非公式|Yay!からエアドロップ中止発表も

「PIPOは独立したミームコイン」と説明

1999年発売のゲーム『サルゲッチュ(Ape Escape)』に登場する『ピポザル』をモチーフにしたミームコインとして注目を集めた「PIPO」は2024年10月25日に、PIPOが非公式のミームコインであることを報告して、ピポザルのアートワークを変更することを発表しました。

PIPOは、SONYが手掛けるSoneium(ソニューム)のブロックチェーンでリリースされるミームコインであり、今月21日にはバーチャルワールド「Yay!」のステーキングキャンペーン参加者を対象としたエアドロップ(無料配布)が発表されたことで注目を集めていました。

このミームコインはXアカウントや公式サイトで『サルゲッチュ』や『ピポザル』の画像を使用していて、Yay!の公式アカウントでもエアドロップが報告されていたため、ピポザルのIP(知的財産)を用いた公式ミームコインなのだと考えられていましたが、25日の投稿では「PIPOは独立したミームコインである」との説明がなされています。

公式発表によると、PIPOチームは関係者やアドバイザーと議論した結果「現在のアートワークのままではプロジェクトを進めることができない」との結論に辿りついたとのことで、「近日中にX・コイン・マスコットのデザインを一部変更する」と説明されています。

PIPOについていくつかご説明させていただきます。

  1. まず第一に、PIPOは独立したミームコインです。
  2. 私たちはIPを尊重しており、PIPOやサルゲッチュの大ファンでもあります。内外の意見やプロジェクトの認識の違いについて様々なグループやアドバイザーと議論を重ねた結果、現在のアートワークのままではプロジェクトを進めることができないと判断しました。そのため、X・コイン・マスコットのデザインを一部変更し、近日中に更新することを決定しました。
  3. Soneiumで最大のミームコインとなり、Soneiumエコシステムとの連携をさらに深め、Soneiumのトッププロジェクトと多くのパートナーシップを結ぶという私たちの目標は変わりません。

これは一見すると後退しているように思えるかもしれませんが、チームは熱意を持ってビジョンに取り組んでおり、Soneiumでナンバーワンのミームとなるための重要な節目だと考えています。

Yay!も「PIPOの請求中止」を発表

今回の発表後には、ステーカー向けにPIPOのエアドロップを実施していた「Yay!」からもPIPOのクレーム(請求)を中止するとの発表がなされています。

また、前回投稿されたポストも”誤解を生むツイート”として削除したことが報告されていて、今後については「再度ステーカーにとって良い形となるよう慎重に検討をした上で、Yay!における今後のアップデートをご案内させていただきます」との説明がなされています。


なお、PIPOは最初にイーサリアムのネットワーク上で発行開始して、将来的にSoneiumへのブリッジが可能になる予定となっていましたが、現在はPIPOの公式サイトも削除されているようで、以前までアクセスできていたサイトにもアクセスできなくなっています。

PIPOの画像は変更されるようですが、PIPOチームは今後もプロジェクトを継続していく方針を示しているため、今後の新たな発表などにも注目です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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