トランプ氏関連の仮想通貨プロジェクト「WLFI」トークン販売初日に13億円の売上

WLFIトークン販売開始を発表

2024年10月16日、米前大統領ドナルド・トランプ氏が暗号資産プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」の独自トークン「WLFI」の一般販売を開始したと発表しました。

トランプ氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントで「暗号資産は未来だ。この素晴らしいテクノロジーを受け入れ、デジタル経済で世界をリードしよう」と語りかける動画を投稿し、暗号資産の将来性を強調しました。

WLFIトークンは、まず米国の認定投資家や英国の適格投資家に向けて販売が行われ、トランプ氏の参加により注目を集めています。

今回のトークンセールでは、200億トークンのうち20%が販売される予定です。トークン価格は1トークンあたり0.015ドル(約2.24円)に固定され、最終的な資金調達目標は約3億ドル(約448億円)とされています。

参加者は、公式サイトでKYC(本人確認)を行う必要があり、米国と非米国居住者の両方に対応した登録ページが用意されています。

初日売上は約13億円、目標額に遠く及ばず

WLFIトークンの一般販売は2024年10月15日12時40分(UTC)に開始されました。トランプ氏が関わるこのプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」は大きな注目を集めていましたが、初日の売上は約915万ドル(約13億円)に留まり、期待を下回る結果となりました。

開始直後には何度もシステムが停止するトラブルが発生し、順調な滑り出しとは言えない状況でした。最初の1時間で500万ドル(約7.4億円)の資金調達に成功しましたが、その後はペースが鈍化しました。

技術的な問題や、固定価格の影響もあるとみられ、初日終了時点では約7億1,782万トークンが販売され、全体の目標には遠く及ばない結果となりました。

販売されたトークンは、全体の200億トークンの中からの供給で、192億8,200万トークンがまだ販売待ちの状態です。

WLFIトークンの一般販売の資金調達目標は約3億ドル(約448億円)であり、初日ではそのわずかな部分しか達成されていません。

今回のトークンセールは米国や英国の認定投資家を対象に限定されており、市場の範囲が狭いため、一定の制約があるとも言えるでしょう。今後、一般投資家の参加が拡大すれば、さらなる資金調達が進む可能性もあります。

WLFIトークン保有者には「WLF」プロジェクトの開発に関する意思決定に参加する権利が与えられており、プロジェクトのロードマップに関する投票が可能です。

また、WLFはDeFiプラットフォーム「Aave(アーベ)」上でサービスを展開予定で、イーサリアム(ETH)、ラップドビットコイン(WBTC)、USDC、USDTなどの主要な暗号資産を対象に、流動性の提供を目指しています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.64円)

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Souce:トランプ氏のX投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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