ビットコインステーキング「メインネット公開」迫る:Babylon(バビロン)

2024年8月22日にメインネット公開予定

自己管理型のビットコインステーキングプロトコルを開発している「Babylon」は2024年8月19日に、Babylonのビットコインステーキングプロトコルがメインネットローンチに向けたカウントダウンを開始したことを発表しました。

Babylon(バビロン)は、スタンフォード大学の工学教授デビッド・ツェー氏が率いるビットコインのステーキングプラットフォームであり、2024年にはParadigm(パラダイム)が主導する7,000万ドルの資金調達ラウンドも実施されています。

ビットコインステーキングのメインネット公開は2024年8月22日に予定されており、これによってビットコインに新しい活用方法が加わり、使用されていない1兆ドル規模のビットコインを活用できるようになると期待されています。

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📖 アナウンスを読む:
https://babylonlabs.io/blog/babylon-bitcoin-staking-mainnet-launch-phase-1

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使っていないビットコインをステーキングする準備をしましょう!

Babylonのプロトコルローンチは3段階で実施

Babylonの公式発表によると、Babylonのビットコインステーキングプロトコルは3段階に分けてローンチされるとのことで、各フェーズの概要については以下のように説明されています。

フェーズ1:ビットコインのロック

ビットコイン保有者がビットコインステーキング取引をビットコインブロックチェーンに提出し、ステーキングプロセスを開始する。各取引は、指定されたビットコインを安全な自己管理型のビットコインステーキングスクリプト内にロックする。

ステーカーは、選択したファイナリティプロバイダーの公開鍵などの重要なパラメータも指定する。これにより、次のフェーズでPoSコンセンサスの検証に参加するための準備が整う。

ステーカーが関連するファイナリティプロバイダーの秘密鍵も保持している場合、この委任は自己委任と見なされる。いずれの場合も、委任されるのは投票権のみであり、ステークされたビットコインがファイナリティプロバイダーに移転することはない。

フェーズ2:ビットコインステーキングの有効化

フェーズ1でロックされたビットコインからセキュリティ上の恩恵を得るために、Babylon PoSチェーンが立ち上げられる。

ローンチ後、フェーズ1で適切な委任を受けたファイナリティプロバイダーが、Babylon PoSチェーンのブロックのファイナリティを決定するためにコンセンサスに参加する。

Babylon PoSチェーンは、ビットコインステーキングのセキュリティに必要なクロスチェーンの時間同期のためのビットコインタイムスタンピングプロトコルを有効にする。

フェーズ3:ビットコインマルチステーキングの有効化

Babylonビットコインステーキングプロトコルが共有セキュリティのマーケットプレイスへと進化し、任意のPoSシステムがビットコインステーキングのセキュリティを利用できるようになる。

ビットコイン保有者は、同じビットコインを複数のPoSシステムに同時にネイティブにステーキングできるようになり、複数のステーキング報酬を得ることが可能になる。

Babylon PoSチェーンは、すべてのPoSシステムのビットコインステーキングを調整するコントロールプレーンとして機能する。

第三のビットコイン活用方法に?

ビットコイン(BTC)の基本的な使用方法としては「価値の保存」や「支払い」が挙げられますが、Babylonが提供する「ステーキング」は”第三のビットコイン活用方法”になる可能性があると注目されています。

Babylonのビットコインステーキングは、PoSチェーンやその他の分散型アプリケーション(DApps)のセキュリティ強化に役立ち、使用されていないビットコインの活用にもつながると期待されています。

なお、Babylonのビットコインステーキングは以下のような複数の主要ウォレットをサポートしているとも報告されています。

  • Binance Web3 Wallet
  • OKX Web3 Wallet
  • Bitget Wallet
  • imToken
  • Keystone
  • OneKey
  • Tomo Wallet

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Souce:Babylon公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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