1%獲得できればビットコイン価格は「428,000ドル」に=ヘッジファンドマネージャー
「Bitcoin Opportunity Fund」のファンドマネージャーであるジェームズ・ラビッシュ氏は2024年7月30日に、世界中の投資資金の1%がビットコインに投資されると、ビットコイン価格は428,000ドル(約6,400万円)まで上昇すると語りました。
ビットコイン(BTC)はこの数年間で世界中で広く知られる主要な資産クラスの1つにまで成長しましたが、現在のビットコインの規模は世界中の投資資産のわずか0.15%に過ぎないとのことで、これが1%まで増加すると1BTCの価格は428,000ドルになると説明されています。
Good morning.
There are approximately $900 trillion of investment assets in the world and at $67K, #Bitcoin is just .15% of that.
At 1%, Bitcoin would be $428K.
Have a great day.
— James Lavish (@jameslavish) July 30, 2024
おはようございます。
世界には約900兆ドルの投資資産があり、現在67,000ドル付近で推移しているビットコインはその中のわずか0.15%に過ぎません。
これが1%になると、ビットコイン価格は428,000ドルになります。
良い一日をお過ごしください。
将来的な資金流入を見越してビットコインの価格予想を行う事例は多く、大手資産運用会社「ARK Invest」が今年2月に公開したレポートでは、世界の投資可能資産を250兆ドルと推定した上で「世界中の機関投資家がポートフォリオの19.4%をBTCに割り当てた場合、BTC価格は230万ドルになる」との説明がなされています。
また今年5月には、ARK InvestのCEOであるキャシー・ウッド氏がBTC価格予想を引き上げて「機関投資家がポートフォリオの5%強をBTCに割り当てた場合、以前の予測に230万ドルが追加されることになる」と語ったことも報告されています。
ビットコイン以外の資産クラスには「金・銀・株式・債権・不動産・法定通貨」など様々なものが存在しますが、ビットコインは供給量が2,100万BTCに制限されていて、比較的簡単に購入できるため、「価値の保存手段として機能するデジタルゴールド」として高く評価されています。
最近ではビットコイン現物ETFの登場によって機関投資家のビットコイン投資も拡大してきており、ドナルド・トランプ氏が米政府の保有BTCを保持し続ける方針を示すなど、国家規模でBTC投資戦略を採用しようとする事例も増えてきているため、今後もBTC投資の流れが広く拡大すれば、ビットコイン価格は大幅に上昇する可能性があると予想されています。
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