クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ
deBridgeがガバナンストークンDBR発行へ
クロスチェーンブリッジなどのブロックチェーン間通信プロトコルを提供する「デブリッジ(deBridge)」が、ガバナンストークンDBRの発行を7月24日発表した。
DBRは、「デブリッジ」のポイントプログラム「デブリッジポイント(deBridge Points)」を通じて配布されるとのこと。「デブリッジポイント」は、ユーザーが「デブリッジ」エコシステム内での活動を通じて獲得するポイントで、複数のシーズンにわたって実施されるようだ。
ユーザーが「デブリッジポイント」シーズン1で獲得したポイントは、TGE(トークン生成イベント)にてDBRに変換されるという。そしてDBRを保有するユーザーは「デブリッジ」ガバナンスへのアクセスが可能になるとのこと。なおTGEの日付は公表されていない。
シーズン1は15週間にわたって実施され、同シーズンのスナップショットについては今月23日21:00(UTC)に行われたとのこと。また、この期間中に230万件以上のトランザクションが行われ、25万人近くの新規ユーザーが参加したという。
なおシーズン1で生成された合計ポイント数は約14億ポイントとのこと。ポイントの割り当ては、クロスチェーンブリッジング活動66.1%、紹介リンクの共有16.1%、メッセージング料金の支払い15.8%、流動性提供(deSwap v1プール)0.9%、メッセージング紹介0.7%、IaaS(Infrastructure as a Service)のサブスクリプション利用者0.5%となっている。
ちなみにIaaSは、「デブリッジ」が提供するクロスチェーン相互運用の為のサービスだ。IaaSではユーザーがクロスチェーン取引を行う際にポイントを獲得でき、1ドルごとの支払いで30ポイントが付与されるとのこと。
なおシーズン1に続き、現在はシーズン2が開始されている。
「デブリッジ」は昨年6月より、同社提供のソリューションにおいてソラナ(Solana)のサポートを開始している。これによりユーザーはソラナと仮想マシン「EVM(Ethereum Virtual Machine)」を搭載したブロックチェーン間で、シームレスな通信を低い手数料で行えるとのことだ。
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参考:デブリッジ
images:iStocks/Antiv3D
参照元:ニュース – あたらしい経済