バイナンスローンチプール、ソラナ上の分散型GPUネットワーク「IO. NET(IO)」取扱

バイナンスにIO.NET(IO)上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」における暗号資産IO.NET(IO)の取り扱い予定を6月6日発表した。

IOは、機械学習(ML)アプリケーションに無制限の計算能力を提供するために設計された分散型GPUネットワーク「io.net」のネイティブトークンだ。なお「io.net」はソラナ(Solana)ブロックチェーン上に構築されており、バイナンスで取り扱うIOも同ネットワーク上のものとなる。

「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNBもしくはFDUSDを個別のプールにステーキングすることでIOを獲得できる仕組みになっている。IOの取り扱いは6月7日0:00(UTC)より開始し、10日23:59(UTC)までの丸4日間ステークが可能とのこと。

なおIOの総供給量は800,000,000IOでTGEでのジェネシストークン供給は500,000,000IOとなっている。バイナンス上場時のIOの初期流通量はジェネシスの19%となる95,000,000IOとのこと。「バイナンスローンチプール」に割り当てられるのは、ジェネシス供給量の4%、 最大供給量の2.5%となる20,000,000IOとなるようだ。

同サービスでのBNBステーキングの場合、報酬総額の85%となる17,000,000IOが報酬対象だ。またFDUSDの場合は、報酬総額の15%となる3,000,000IOが報酬対象になるという。なおユーザーに分配される報酬は、ユーザーがステーキングしたトークン数によって異なる。

またバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において11日12:00(UTC)よりIOの取り扱いを開始するとのこと。取引ペアについてはIO/BTC、IO/USDT、IO/BNB、IO/FDUSD、IO/TRYとなっている。なおIOは、バイナンスではシードタグ銘柄として取り扱われる。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。

バイナンスローンチプールとは

「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。 ・なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。

「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。

「バイナンスローンチプール」におけるPIXELの取り扱いは46番目のプロジェクトとなっており、45番目のプロジェクトは暗号資産オルトレイヤー:AltLayer(ALT)だった。

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参考:バイナンス
images:iStocks/Ninja-Studio

参照元:ニュース – あたらしい経済

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