ガウディ、米NYに現地法人「Gaudiy US」設立。日本IPの海外展開へ

ガウディが米NYに現地法人設立

Gaudiy(ガウディ)が、米国ニューヨーク州に現地法人「Gaudiy US Inc.」を設立したことを5月28日発表した。

同新会社の設立は、ガウディの本格的なグローバル展開を始動するためだという。同社初の海外法人として、昨年12月11日に設立されていた。

これによりガウディは新会社より、同社提供のweb3ファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink(ガウディ ファンリンク)」を活用した複数のコミュニティの海外展開を予定しているとのこと。

なお展開予定のコミュニティには、サンリオや集英社などの日本を代表するIP企業が関わることが伝えられている。ただし活用されるIPは具体的に公開されていない。

ただし昨年10月にガウディはサンリオと協業し、Web3と生成AI技術を活用したSNSサービスを2024年春にグローバルリリースすると発表していた。記事執筆時点2024年5月では、その続報はない状況だ。

ガウディ提供の「Gaudiy Fanlink」は、IP独自のコミュニティシステムの提供を通じて、ファンの横断的な活動データを記録・蓄積し、ファンの貢献や熱量が正しく評価・還元されるエコシステムを構築しているという。なお同プラットフォームはサンリオと集英社をはじめ、ソニー・ミュージックエンタテインメントやバンダイナムコエンターテインメント、アニプレックスらに導入されている。

ちなみにガウディは昨年10月、「Gaudiy Fanlink」をEthereum(イーサリアム)のレイヤー2ソリューション「Arbitrum One(アービトラムワン)」に対応することを発表。これにより同社はグローバルスタンダードなWeb3サービスの提供に向け、本格展開を開始するとしていた。

なおそれまで「Gaudiy Fanlink」では、エンタープライズ向けブロックチェーン「Quorum(クオーラム)」のプライベートチェーンが利用されていた。

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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