ビットコイン「60,000ドル台まで価格急落」今後はどこまで下がるのか?

BTC価格急落、数億ドル規模のロスカット報告も

ビットコイン(BTC)の価格は2024年4月2日午前11時頃に急落し、70,000ドル前後だったビットコイン価格は66,000ドル(約990万円)付近まで下落しました。

66,000ドルまで下落した後はやや反発が見られたものの、現在も下落傾向は続いているようで、記事執筆時点のビットコイン価格は66,542ドル(約1,000万円)となっています。

なお、今回の急落時には主要な仮想通貨で数億ドル規模のロスカットが発生したことも報告されており、ビットコインでは約5,000万ドル(約75億円)相当のロングポジションが清算されたとも報告されています。

2023年3月29日〜2024年4月2日 BTC/USDの30分足チャート(画像:TradingView)2023年3月29日〜2024年4月2日 BTC/USDの30分足チャート(画像:TradingView)

ビットコインの「さらなる下落」に警戒感

長期的なチャートで見ると今回の下落は比較的小規模なもので、2021年に記録した最高値付近の価格帯は維持されているものの、ビットコインでは今年1月頃から価格上昇が続いていたため、現在は「さらなる下落」に対する警戒感が高まっています。

また、ビットコインでは2024年4月20日頃に「半減期」が予定されていますが、一部のトレーダーやアナリストからは『ビットコイン価格は半減期前に下落する傾向がある』との意見も出ているため、そのような予想も警戒感を高めていると考えられます。

2020年8月10日〜2024年4月2日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)2020年8月10日〜2024年4月2日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)

次に注目の価格帯は63,150ドル付近?

このようなことから、仮想通貨市場では「ビットコイン価格が今後どこまで下がるのか?」に注目が集まっていますが、著名アナリストのアリ・マルティネス氏は1日のX投稿で『ビットコインは65,250ドル〜63,150ドル(約979万円〜947万円)まで下落する可能性がある』との考えを語っています。

これは「IntoTheBlock」が公開しているオンチェーンデータに基づいたもので「65,250ドル〜63,150ドルの価格帯では約760,000個のウォレットが合計520,000 BTCを購入している」ということが報告されています。

ビットコインは68,300ドルでしっかりとした地盤を見つけたが、それを下回った場合には、次のサポートレンジである65,250ドル〜63,150ドルまで下落する可能性がある。この価格帯では、760,000個のウォレットが合計520,000 BTCを保有している。

ビットコインが次の上昇を開始するためには、70,320ドルのサポートを維持することが重要だ!

さらに下落した場合のサポートラインは?

上記の投稿は現在価格に近いサポートラインを示すものとなっていますが、アリ・マルティネス氏は3月19日の投稿で「ビットコインの重要なサポートライン」について以下の価格帯も挙げていました。

  • 61,100ドル(約917万円)
  • 56,685ドル(約850万円)
  • 51,530ドル(約770万円)

当時のビットコインは61,000ドル付近までしか下落しなかったものの、現在は再びビットコイン価格が60,000ドル台まで下落しているため、63,150ドル以下までBTC価格が下落した場合には、上記の価格帯が重要なサポートラインになる可能性もあると考えられます。

なお、マルティネス氏は3月19日の投稿時に、価格下落時に有効な投資戦略として「ドルコスト平均法(DCA)」を挙げていて、1,000ドル間隔で少額ずつ購入していく手法を提案しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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