HIS:旅行をテーマにしたNFTプロジェクト「Traveler’s Canvas」リリース
WAFUKU GENと共同NFTプロジェクトを展開
大手旅行会社のHISは2023年6月15日に『Traveler’s Canvas』と呼ばれる新しいNFTプロジェクトを開始することを発表しました。
Traveler’s Canvas(通称:トラキャン)は、日本国内で8,000人超のユーザーが参加するNFTコミュニティ「WAFUKU GEN」との共同プロジェクトであり、2023年6月30日からシーズン毎にNFTが限定販売される予定となっています。
WAFUKU GEN(わふくジェネ)は、2022年8月に始動したNFTプロジェクトであり、「日本の四季の情緒」をテーマにした11,111点の音楽付きジェネラティブNFTコレクションが展開されています。
わふくジェネのコミュニティには8,700人が参加しており、10ヶ月の取引総額は約2億円、派生プロジェクトを数多く創出している一方で、企業向けのコンサルティングや地方自治体との連携など様々な取組みを進めています。
Traveler’s Canvasで販売されるNFTコンテンツは、アートクリエイターの「WAFUKU」さんが手がけたジェネラティブNFTとなっており、NFT販売の概要については以下のように報告されています。
【発行数】
10,000体(※初期販売は3,000体、残りはシーズン毎に販売)
【発売日】
2023年6月30日(金)
【販売価格】
1体あたり1,300円相当(※支払いは暗号資産ETHを使用)
わふくジェネはクレーンゲームでも
北海道イベントで「SBT」も配布予定
「Traveler’s Canvas」では、夏の北海道を盛り上げることを目的として、北海道内のイベントでソウルバウンドトークン(SBT)も配布される予定となっています。
ソウルバウンドトークン(SBT)とは、他のアカウントに移転・譲渡をすることができない暗号資産やNFTのことであり、イベントチケット・学歴や職歴などの記録・各種証明書の発行など様々な用途での活用が期待されています。
北海道内のイベントでは「Traveler’s Canvas」のNFTを保有している人々向けにSBTが発行される予定で、千歳空港をはじめとした道内複数のエリアでSBTの発行やNFT保有者への特典提供が実施されると報告されています。
【提携イベントの紹介】
SKYART KIZUNA FESTIVAL2023
会場:札幌市大倉山ジャンプ競技場
日程:7月8日(土)~7月9日(日)
詳細:https://www.skyart-kizuna.com/
提携イベントでは、現地でしか手に入らないWAFUKUさんの貴重なサイン入りアート(風景画など)をSBTで配布。その他、千歳空港や各地で提携イベントを展開予定。詳細は公式サイトにて随時更新。
なお、北海道でのイベントは第一弾イベントとなっており、その後も沖縄など各地の観光地に加え、隠れた魅力を持つ地方のプロモーションにつなげ、それら地域がNFTを通じた創生や発展の機会を得られる土台創りを進める予定だと説明されています。
HISは『Traveler’s Canvas』を通じて地方創生や地域活性化も見据え、旅の新たな目的を創造して新規顧客とマーケットの創出によりツーリズムの活性化を実現していくと説明しており、ユーザーと地域・文化との交流を図ることで、人との繋がりを軸とした旅行や旅先である地域が盛り上がるプロジェクトとなることを目指しているとコメントしています。
ANAもNFT事業を開始