大手暗号資産取引所のKraken(クラーケン)が、NFTマーケットプレイス「Kraken NFT」を正式ローンチ
サンフランシスコに拠点を置く大手暗号資産(仮想通貨)取引所のKraken(クラーケン)が、NFTマーケットプレイス「Kraken NFT(クラーケン NFT)」のローンチを発表しました。
NFTマーケットプレイス「Kraken NFT」とは
Kraken NFTとは、250以上の幅広いNFTコレクションを取り揃えているマーケットプレイスであり、ユーザーフレンドリーなサービスを提供することを目的としています。
このマーケットプレイスは、2022年11月にベータテスト版が開始されて、今回の発表により、正式にローンチされることになりました。
ベータ版の段階では、Ethereum(イーサリアム)チェーンとSolana(ソラナ)チェーンのみに対応していましたが、正式ローンチに伴い、Polygon(ポリゴン)チェーンにも対応範囲が拡大しました。
また、ソーシャルプラットフォームReddit(レディット)のNFTアバターコレクションである「コレクターズアバター」のような人気アイテムにもアクセスが可能となり、コレクターや投資家からの注目を集めています。
Kraken NFT 公式サイト:https://nft.kraken.com/
Kraken NFT Twitter:https://twitter.com/KrakenNFT
国内・海外の仮想通貨取引所を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ガス代が無料でありユーザーフレンドリーなNFTマーケットプレイス
Kraken NFTは以下の2つの特徴があります。
1.ガス代が無料
ガス代(手数料)を支払うことなくNFTの取引を行えます。(ただし、プラットフォームをまたいでNFTを移転する際には、ガス代が適用されます。)
2.ユーザーフレンドリー
フィアット通貨(法定通貨)と暗号資産(仮想通貨)どちらでも取引を行うことができ、取引に慣れている、いないに関わらず、誰でも簡単に取引を行える設計になっています。
すなわち、トークンを保有していなくても取引が行えるため、より幅広いユーザーがNFT市場にアクセスしやすくなります。
また、MetaMask(メタマスク)やPhantom(ファントム)といった人気のウォレットの接続をサポートしており、将来的に、WalletConnect(ウォレットコネクト)にも対応範囲を拡大する予定です。
ガス代について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
競合にはOpenSeaやBlurなどが存在
大手NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)や新興のBlur(ブラー)といったプラットフォームが存在する一方で、Kraken NFTはガス代がかからない点とアクセスの容易さを重視しており、他社とは一線を画しています。競合するマーケットプレイスが多い中、どのような存在感を見せるのかに注目です。
海外NFTマーケットプレイス一覧は、こちらの記事をご覧ください。
国内NFTマーケットプレイス一覧は、こちらの記事をご覧ください。
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参考記事:https://nftnewstoday.com/2023/06/09/kraken-launches-nft-marketplace-with-gasless-transactions/
参照元:NFT Media