ChatGPTとは?特徴や使い方・始め方を紹介

世界に衝撃を与えるChatGPTとは?

ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、アメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスであり、GPT-4(※1)というアーキテクチャをベースにしています。

2022年11月に公開されてから、たったの2ヶ月ほどでユーザー数が1億人を突破し、Microsoft社がOpenAI社に100億ドルの投資をするなど2023年現在、最も注目されている話題と言えるでしょう。

ChatGPTを動かしているのは、「ラージ・ランゲージ・モデル(大規模言語モデル:LLM)」と呼ばれるアルゴリズムです。

このアルゴリズムに大量のテキストデータを覚えさせることで、非常にリアルで「まるで人間が書いたような」文章を生成できる自然言語処理が可能なツール(※2)になっているのです。

ChatGPTにはさまざまな活用法がありますが、代表的な活用例には以下の4つが挙げられます。

  • 質疑応答
  • 言語翻訳
  • プログラミング
  • 文章の要約

現状、ChatGPTには無料プランと月額20ドル(約2,700円)の有料プランがあります。

有料プランでは、サーバーの混雑時にも優先的に利用できたり、サポートが充実しているなどのメリットがありますが、無料プランでも問題なく利用できます。

用語説明
※1 GPT(Generative Pre-trained Transformer):Open AI社が開発したAIモデルで、大規模なテキストデータセットを使って事前学習を行うことで、自然言語処理タスクにおいて高い性能を発揮します。
初代のGPTに比べて、ChatGPTがベースとする最新のGPT4は初代GPTの数千〜数億倍の性能を持つと言われています。

※2 自然言語処理(NLP:Natural Language Processing):英語や日本語など人間が日常的に使う言語をコンピュータで処理する技術のことです。
NLPを使って機械が言語を理解し、処理できるようにすることで、自動応答システムや文章の要約・翻訳・感情分析などさまざまなタスクを自動化できます。
実際の活用例としては、検索エンジンや音声認識、自動翻訳などが挙げられます。

ChatGPTがWEB3・NFTに与える影響

ChatGPTは今後、WEB3分野にも活用されることが予想できます。これはChatGPTがプログラミング言語の記述を行えるためです。

例えば、分散型アプリケーション(dApps)開発において、スマートコントラクトを実装する場合、Solidityなどのプログラミング言語を学習する必要があります。

特別な知識を持っていない人にとって、プログラミング言語のコードを書くのはかなり難しいことです。しかし、ChatGPTに適切なプロンプトを与えれば、適切なコードを出力させ、スマートコントラクトの実装役立てることが可能です。

これはプログラミングに関する多少の知識が必要ですが、プログラミング初心者でも十分にできることです。実際に、SNS上では「自分でコードを書くよりChatGPTに書いてもらった方が良さそう」と述べている技術者の意見も見られました。

プログラミングコードのエラーが解決できない場合でも、ChatGPTを活用すれば一瞬で解決したという事例もあります。これからも利用方法が洗練されて、より便利な使い方が広まっていくでしょう。

ChatGPTをうまく活用すれば、NFTにいかすことも考えられます。

  • 売れるNFTアートのアイデアをChatGPTに出力させ、Midjournyを活用して作成した画像をNFTとして発行・出品する
  • 教育コンテンツをChatGPTで作成し、NFTとして発行し利用料(手数料)を得る

一例として、上記のような活用例があります。

Midjournyとは、キーワードや文章を入力することで、AIが画像を生成してくれるサービスのことです。ChatGPTとMidjournyを活用して、作成したNFTアートを実際に出品している人も見られます。

しかしながら、ChatGPTやMidjournyなどを使ってコンテンツを生み出すことには、著作権法条の問題点を指摘する声もあります。AIによって生成された文章や画像は、多くの場合、誰かの著作物を元に学習した結果生み出されたものです。AIがあまりに急速に進歩しているため、著作権に関する議論は始まったばかりですので、その行く末もしっかり確認し、著作権を侵害しないようにしましょう。

いずれにせよ、今後もChatGPTを活用したサービスがWEB3分野にも増えていくのは間違いないでしょう。

ChatGPTの使い方・始め方を紹介

ChatGPTは以下の手順で始めることができます。

  1. ChatGPTの公式ページにアクセスする
ChatGPT
引用:ChatGPT公式サイト

はじめにChatGPT公式サイトにアクセスし、「Try ChatGPT」をクリックしましょう。

  1. 「Sign up」をクリックする
ChatGPT
引用:ChatGPT公式サイト

「Signup」をクリックします。

  1. メールアドレスとパスワードを入力する
メールアドレスとパスワードの入力
引用:ChatGPT公式サイト

メールアドレスとパスワードを入力します。

2つを入力できたら、「Continue」をクリックします。

  1. メール認証を行う
メール認証
引用:ChatGPT公式サイト

登録したメールアドレス宛に、確認メールが届きます。

メールに記載される「Verify email address」をクリックしましょう。

  1. 個人情報を入力する
個人情報入力
引用:ChatGPT公式サイト

個人情報を入力します。

苗字・名前・生年月日を入力し、「Continue」をクリックします。

  1. 電話番号認証を行う
電話番号認証
引用:ChatGPT公式サイト

電話番号認証を行います。

自分の電話番号を入力し、「Send code」をクリックします。

SMSに送られてきた確認コードを入力し、「Verify」をクリックします。

  1. 使用目的を選択

最後に、ChatGPTを使用する目的を選択します。どれを選んでも問題ないので、目的に合った選択肢を選びましょう。

以上で、ChatGPTの登録が完了です。

メールアドレスとパスワードを入力してログインし、実際に使ってみましょう。

参照元:NFT Media

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