【月間海外NFTニュース】2023年5月|これだけは押さえたいニュース7選

本記事では、今月1ヶ月間の海外ニュースの中から、NFT Media編集者が話題のニュースを厳選し、まとめて紹介しています。

1週間ごとにもニュースを記事にまとめて紹介しているので、お手隙の際にぜひご覧ください。

NFTマーケットプレイスBlurが、NFTを担保としたP2P無期限レンディングプロトコル「Blend」を発表

BLEND
引用:Blur Twitter

アグリゲーター機能を実装しているNFTマーケットプレイスBlur(ブラー)は、NFTを担保としたP2P無期限レンディングプロトコル「Blur Lending(Blend)」を発表しました。

Blendは、NFTを担保にETHを借りることができ、ローンを組むことでNFTの流動性を向上させるほか、ローンに伴うリスクなど、日常的な課題を解決することを目的としています。

このプロトコルは、ローンに有効期限を設ける必要がない代わり、ローンにはあらかじめ金額と金利が設定されており、ローン残高が完全に返済されるまで利息が発生するという仕組みです。

貸し手は、NFTの回収に合わせたローンのオファーを作成し、その見返りとして利回りを受け取ることができます。

また、資産価値の高いNFTを所有することで、より良い貸付金利が期待できるため、所有するインセンティブも高まります。

Blurのマーケットプレイスと同様、Blendは借り手と貸し手の双方に手数料を課さない方針です。

Blendは、住宅を購入する際に頭金を支払い、残りを住宅ローンで返済するのと同じような仕組みを提供することを目指しています。

このような仕組みがあれば、多くの人が価値ある資産を所有することができるようになります。

企業:Blur

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スターウォーズのNFT発売決定

STAR WARS
引用:Cryptoys

Cryptoysは5月4日に、NFT技術を用いたスター・ウォーズのデジタルコレクティブルを発表しました。

2023年5月24日に、限定版のスター・ウォーズのデジタルコレクティブルトイがリリースされます。このコレクションには、ルーク・スカイウォーカー、プリンセス・レイア、ダース・ベイダーなどのキャラクターが含まれており、それぞれ39.99ドルで購入できます。

支払いには、主要なクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、Google Payなどが利用できます。

このコレクションには、Common、Rare、Legendary、Grail、Ultra Grailの5つのレアリティが存在します。そのうち、Ultra Grailは全体の1%しか存在しない希少なアイテムとされています。

また、各キャラクターには5つの異なるスタイルがあり、それぞれのレアリティも異なっています。合計15種類が収録されています。

企業:Cryptoys

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【Invisible Friends】フィジカルフィギュアNFTをリリース

Invusuble Friends
引用:Invisible Friends Physical Collectible OpenSea

「目に見えない友達」がコンセプトのNFTプロジェクトである「Invisible Friends(インビジブル・フレンズ)」から、初となるフィジカルコレクションがリリースされることがわかりました。

今回発売されたフィジカルコレクションは、NFTをバーンすることで獲得できるフィギュアであり、24インチと8インチの2種類のサイズが用意されています。

このコレクションは、NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)にて発売されました。

販売は、2023年5月18日に行われ、ホルダー向けの販売やパブリックセールなどが3段階にわたって実施されました。(現在は販売終了)

販売価格は、0.09ETH(約22,000円)〜0.6ETH(約15万円)です。

また、フィジカルコレクションの請求は、約6〜7ヶ月後に可能となる予定です。

この請求期間に、保有者は、NFTをデジタル版としておいておくかフィジカル版を請求するかを、選択することができます。

企業:Invisible Friends

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【Pudgy Penguins】ファミリー層向けフィジカルライン「Pudgy Toys」を展開、おもちゃやフィギュアを販売開始

Pudgy Penguins
引用:Pudgy Penguins Twitter

Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)が、ぬいぐるみやフィギュアなどのフィジカルライン「Pudgy Toys(パジー・トイズ)」をリリースすることがわかりました。

「Pudgy Toys」はPudgy Penguins初のファミリー層向け(マスマーケット向け)の製品ラインです。

アイテムは、Amazonにて購入することができます。

Pudgy Toysの購入者は、世界中のホルダーとつながり、コミュニケーションをとることができるエコシステム「Pudgy World(パジー・ワールド)」に参加することができます。

さらに、4〜6種類のおもちゃの特性ボックスをアンロックできる出生証明書(birth certificate)を受け取ることができます。

おもちゃの保有者は、ブロックチェーン上にダイナミックNFTとして「Forever Pudgy Penguin(フォーエバー・パジー・ペンギン)」をミントすることができ、いつでもその特性を変更したり、動きやアクセサリーなどをカスタマイズしたりすることができるようになります。

また、販売や、取引を行うことも可能です。

Pudgy PenguinsのCEOであるルーカ・シュネッツラー氏によると、販売開始から48時間で、Amazonにて合計2万個以上のおもちゃを販売し、50万ドル(約6,900万円)近い売上を記録したとのことです。

まださらなる詳細は発表されていませんが、Pudgy Penguinsのおもちゃは、ECサイトだけではなく、まもなく世界的な店舗でも販売されると言われています。

企業:Pudgy Penguins

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Twitterの認証マークがモチーフのコレクションを手がけるジャック・ブッチャー氏が公開した新プロジェクト、「Checks Elements」とは

checks
引用:ジャック・ブッチャー氏 Twitter

クリエイティブエージェンシーVisualize Value(ビジュアライズ・バリュー)の創設者であり、Twitterの認証マークをモチーフにしたNFTコレクション「Checks VV」を手がけるアーティストのジャック・ブッチャー氏が、新たなプロジェクトを発表しました。

新プロジェクト「Checks Elements(チェック・エレメント)」は、ジェネレーティブアートワークと手描きのフィジカルプリントを組み合わせた作品です。

「Checks Elements」は、152点で構成されており、「土、火、水、空気」という古典的な四元素からインスピレーションを得たプロジェクトです。

コレクションに含まれる各作品は、これらの四元素を構成する色を独自のアルゴリズムで生成したものが組み合わされており、「コンセンサスと真実の間の進化する関係を追求する」といったコンセプトの作品です。

Checks Elementsは、オークションサイト「Christie’s(クリスティーズ)」にて2023年5月23日まで公開されます。

加えて、Checks Elementsの一部の作品は、最初のオークションの後、5月24日から25日にかけて、24時間の公開オークションにかけられます。

どちらのオークションでも、152枚のChecks Elementsを購入された方へのフィジカルプリントは、2023年6月24日以降に郵送される予定です。

また、作品は、ニューヨークにあるクリスティーズのギャラリーでも、展示されています。

企業:ジャック・ブッチャー

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世界的アーティスト村上隆氏の人気作品がフランスのギャラリー「Gagosian」に登場、NFTのGiveaway企画も実施予定

Takashi Murakami
引用:Gagosian 村上隆

アメリカやヨーロッパの複数の都市にスペースを設けている現代アートギャラリー「Gagosian(ガゴシアン)」が、世界のアートシーンで活躍するアーティスト村上隆氏が手がける作品の展覧会を開催することがわかりました。

この展覧会は、フランスのル・ブルジェにあるガゴシアンのギャラリーにて、開催される予定です。

展覧会の開催期間は、2023年6月10日から同年12月22日までの、約6ヶ月間です。

村上隆氏が2022年に担当した、歌舞伎座の舞台に設置される特製の引幕である「祝幕(いわいまく)」にインスピレーションを受けた巨大な絵画が、初公開されるほか、『Dragon in Clouds – Indigo Blue』も展示される予定です。

また、村上隆氏が手がける人気NFTプロジェクトである「Murakami Lucky Cat Coin Bank(ムラカミ・ラッキー・キャット・コイン・バンク)」の作品が数点展示される予定です。

さらに、「Murakami. Flowers(ムラカミ・フラワー)」の2メートルほどの巨大な虹色ネオン作品など、PFPコレクションを含む大規模なデジタル作品が展示される予定です。

企業:Gagosian

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ブロックチェーンゲーム【STEPN】がApple Payに対応

STEPN
引用:STEPN Twitter

ブロックチェーンゲーム「STEPN(ステップン)」が、Apple Payに対応し始めたことがわかりました。

これによって、ゲーム内でのNFTスニーカーの購入時に、Apple Payでの支払いが可能になります。

アイテムの購入が簡素化されるため、ユーザー数の増加が期待されています。

今回の動きは、Web2とWeb3の技術の融合によって、Web3へのアクセスを容易にする取り組みです。

Apple Payにより、アプリとウォレットを紐づける必要がなくなり、iPhoneのApple Walletにカード情報を追加することで、取引を簡素化することができます。従って、ユーザーのカード情報がアプリ自体に保存されないため、利便性と安全性を高めることができます。

STEPNは、Web3開発スタジオFind Satoshi Lab(FSL)が2021年12月にApp Storeにてリリースしたゲームであり、初のMove to Earnアプリです。

分析サイトのDune Analyticsによると、2022年5月には、アクティブユーザー数が70万人に達しており、高い人気を誇るゲームです。

企業:Find Satoshi Lab

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参照元:NFT Media

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