Sui(SUI)基盤のウォレット「Ethos Wallet」がシードラウンドで約5.4億円調達、gumi Cryptosら出資
SuiのウォレットEthos Walletが約5.4億円調達
レイヤー1ブロックチェーン「Sui」基盤の暗号資産(仮想通貨)ウォレット「Ethos Wallet(エトスウォレット)」を開発するエトス(Ethos)が、シードラウンドによる約5.4億円(420万ドル)の資金調達を1月27日発表した。
このラウンドは、グミクリプトスキャピタル(gumi Cryptos Capital)とボールドスタートベンチャーズ(Boldstart Ventures)が主導したとのこと。またその他投資家としてミステンラボ(Mysten Labs)、アライアンスダオ(AllianceDAO)、トライブキャピタル(Tribe Capital)、マトリックスポート(Matrix Port)などが参加したとのことだ。
エトスは今回調達した資金を、チーム拡充や、開発者用インフラ及びアプリ開発、従来のウォレット機能以外の機能拡張に利用するとしている。
エトスは「Sui」ネットワーク上で暗号資産ウォレットの他に、オンチェーンゲームの分散型アプリケーション「Sui 8192」をローンチしている。「Sui 8192」はアプリケーション自体がNFTとしてローンチされており、「Sui 8192」ではチェスやチェッカーといったゲームがリリースされている。
なお「Sui」は、メタ社(旧フェイスブック社)のブロックチェーン研究開発部門であるディエム(Diem)のリードエンジニアたちによって設立された企業ミステンラボ(MystenLab)によって開発されるブロックチェーンである。また「Sui」は昨年11月、外部バリデーター向けのテストネットを公開している。
関連ニュース
L1ブロックチェーン「Sui(SUI)」、初の外部向けテストネット公開
Sui開発のミステンラボがFTXらから約430億円調達、a16zや電通ベンチャーズも参加
参考:Ethos Wallet
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Molnia
参照元:ニュース – あたらしい経済