アニモカ・ブランズ子会社が英シューズブランドのスウェアと提携
ゲームスタジオのデアワイズエンターテイメント(Darewise Entertainment)と、デジタル・プラットフォームであるスキンベーダース(Skinvaders)は12月12日、ロンドンのシューズブランドのスウェア(SWEAR)との公式パートナーシップを発表した。デアワイズエンターテイメントは、香港のブロックチェーン関連企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)の子会社。
メタバース内でバーチャルカルチャーやファッショングッズを提供予定
デアワイズエンターテイメントは、ライフビヨンド(Life Beyond)というSFをテーマとしたゲーミングメタバースを開発している。このメタバースはNFTやプレイヤー主導のトークン化経済を導入しており、プレイヤーは自らどのようになりたいか、どのような役割を果たしたいかを決めることができる。今回のコラボレーションにより、ライフビヨンドでは、スウェアの象徴である90年代のチャンキープラットフォームシューズを含むファッショングッズが提供される予定だ。
また、今回のコラボレーションは、ライフビヨンドにとって初めてのコラボレーションとなる。デアワイズエンターテイメントは、メタバースがブランドにとってWeb3の新時代に参入する絶好の機会を提供していることから、このようなものが数多く生まれると予想しています。
緑豊かで緻密な架空の惑星を創造する
デアワイズエンターテイメントのベンジャミン・チャービット(Benjamin Charbit)CEO(最高経営責任者)は、「私たちの野望は、最先端の技術、世界観、ストーリーテリングに基づき、ライフビヨンドに緑豊かで緻密な架空の惑星を創造することだ」と語っている。また同氏は、「スウェアのような私たちが愛する才能のあるクリエイターやブランドと協力することで、面白く、本格的でリアリティーのある世界を構築している。また、スキンベーダーズが持つゲーム内のカスタム要素の制作に関する専門知識は、社会的な体験において極めて重要な役割を果たすだろう」とも話した。
スキンベーダーズのフロラン・シュロカ(Florent Sroka)CEOは、「スウェアのようなアイコニックなブランドがバーチャルワールドで最初の一歩を踏み出すことに関われたことを誇りに思う。ライフビヨンドの3Dコンテンツ制作にスキンベーダーズの技術を提供できたことは、Web2とWeb3の両方のゲームプラットフォームに対応できることを証明している」と述べた。
アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同設立者兼エグゼクティブチェアマンは、「ライフビヨンドは、息を呑むようなオープンメタバースであり、デジタル世界を豊かにする特定のファッションブランドや高級ブランドを取り込むことが1つの強みとなるだろう」と語っている。また同氏は、「スウェアは、コミュニティに力を与えてきた豊かな歴史を持ち、すべての市民が誰にでも自由になれるライフビヨンドによくマッチするだろう。私たちは、このブランドやその他の文化的関連性の高いブランドを、ライフビヨンドに加えることを大いに期待している」とコメントしている。
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