Twitter:決済サービス展開に向け事業者登録|仮想通貨活用にも期待高まる
イーロン・マスク氏が買収したことでも注目を集めているTwitter(ツイッター)社が、決済サービスを展開するために「金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)」に登録申請を行ったことが明らかになりました。イーロン・マスク氏は過去に「Twitter Blueの支払いオプションとしてドージコイン(DOGE)を採用すること」なども提案していたため、今後の動向には注目が集まっています。
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決済事業展開に向けて事業者登録
Twitter(ツイッター)社が決済サービスを展開するために、米財務省の「金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)」に登録申請を行ったことが明らかになりました。
登録申請が受理されたのは2022年11月4日で、現在は登録状況の文書も公開されているため「FinCENのMSB登録者検索ページ」で”Twitter”のキーワードを入れて検索することによって登録情報を確認することが可能となっています。
なお、登録情報のページには「Twitter Payments LLC」という企業名が記載されているため、Twitterは子会社を通じて米国で決済事業を展開することになるとみられています。
急ピッチで変革に取り組むイーロン・マスク氏
イーロン・マスク氏はTwitter買収直後からビジネスモデルの変革を急ピッチで進めており、「経営陣の解任・大幅な人員削減」などを既に実行している他、有料動画・有料DMなどといった「クリエイターの収益化機能の実装」も検討、さらに一部地域で提供されている有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の改革も行っています。
また、イーロン・マスク氏は現地時間2022年11月9日に開かれたTwitterのスペースでTwitterの決済サービス市場参入計画について話した際に「Twitter利用者が収益化機能や入金によって得た現金残高をプラットフォーム上で他の人に送金したり、認証された銀行口座へ出金したりできるようにすること」を示唆していたため、今後はこのような計画が本格的に進められていくことになると期待されています。
イーロン・マスク氏はドージコイン(DOGE)などの仮想通貨を強く支持していることでも知られており、今年4月には「Twitter Blueの支払いオプションとしてドージコインを採用すること」なども提案していたため、仮想通貨業界ではTwitterでの仮想通貨活用にも期待が高まっています。
(画像:イーロン・マスク氏のツイート)
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