米資産運用大手「BlackRock」ビットコイン(BTC)の私募投信を発表
10兆ドルの資産を運用する世界最大の資産運用会社「BlackRock(ブラックロック)」は2022年8月11日に、米国の機関投資家にビットコイン(BTC)への投資機会を提供するビットコイン私募投信を立ち上げたことを発表しました。
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機関投資家向けのBTC私募投信を発表
BlackRock(ブラックロック)は2022年8月11日に、米国の機関投資家にビットコイン(BTC)への投資機会を提供するビットコイン私募投信を立ち上げたことを発表しました。
この信託は米国の機関投資家向けに提供されるとのことで、『信託の費用と負債を差し引いたビットコインのパフォーマンスに追随できるようにすることを目指す』と説明されています。
BlackRockは10兆ドル規模の資産を運用する世界最大の資産運用会社として知られていますが、今回のビットコイン私募投信は「ビットコインへの直接的なエクスポージャーを提供するBlackRock初の商品」となるため、この発表には注目が集まっています。
ブラックロックは公式発表の中で『デジタル資産市場の急落にもかかわらず、一部の機関投資家からは”当社の技術や商品力を利用して効率的かつ低コストにこれらの資産にアクセスする方法”について大きな関心が寄せられている』と述べており、数多く存在する暗号資産の中でもビットコインへの関心が特に高いことを説明しています。
また、BlackRockは”同社の顧客や資本市場により広く利益をもたらす可能性がある”との判断から「許可型ブロックチェーン・ステーブルコイン・暗号資産・トークン化」という4つの分野で活動を行なっているとも報告しています。
BlackRockはここ最近で暗号資産関連の取り組みを加速させており、今月4日には米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」との提携を通じて、機関投資家向けに仮想通貨取引やカストディなどのサービスを提供することも発表されています。
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