国内初の「NFTアート専用保険」提供開始:HARTi×三井住友海上
株式会社HARTiは2022年7月26日に、三井住友海上火災保険株式会社と提携して、HARTiが運営するNFTマーケットプレイスに出品する出品者向けに「NFTアート専用保険」の提供を開始することを発表しました。
こちらから読む:GMO、NFTドメイン紹介・登録サービス開始「暗号資産」関連ニュース
HARTiの出品アートに専用保険を無償で付帯
株式会社HARTiは2022年7月26日に、三井住友海上火災保険株式会社と提携して、HARTiが運営するNFTマーケットプレイスに出品する出品者向けに「NFTアート専用保険」の提供を開始することを発表しました。
HARTi(ハーティ)は、iOS・Androidアプリとして提供される出品完全審査制・招待制のアプリ型NFTプラットフォームであり、NFTの出品・販売機能に加えて、購入時の仮想通貨やガス代(手数料)が一切不要なシンプルなユーザー体験や、アプリ内で約1分で作成できる「HARTi Wallet」などの機能も提供、β版でのウォレット登録ユーザー数は3,000名を超えています。
NFT市場は今後数年間で急速に成長すると予想されていますが、今後は有形の美術品と同様に盗難や損壊事故などが発生することも予想されるため、「NFTマーケットプレイスの健全な発展」と「保険による出品者の安心感の向上」に向けて今回の”NFTアート専用保管”を提供することが決定されたと説明されています。
NFTアート専用保険の概要
公式発表によると、「HARTi」の出品アートには専用保険が無償で付帯されるとのことで、NFTアート専用保険の概要については以下のように説明されています。
【保険対象】
「HARTi」に出品されたすべてのNFTアート
【補償内容】
第三者の不正アクセスにより、NFTアートの所有者アドレスが改ざんされ、第三者へNFTアートが移転してしまった場合に、出品者の損害を補償
【保険料】
HARTiが保険料を負担し、出品者へ無償で補償提供
【補償金額】
出品価格を参考値として作品ごとに決定(50万円限度)
また、今後の展開については『NFTマーケットプレイスにおけるサイバーセキュリティ等の検証を行い、より高額の補償提供やNFTを取り巻くリスクに対応した商品・サービスの開発を進めていく』と説明されています。
こちらの記事もあわせてどうぞ