BINANCE:独自ブロックチェーンの名称を「BNB Chain」に改名
暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2022年2月15日に、BINANCE独自のブロックチェーンである「バイナンスチェーン(Binance Chain)」や「バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain/BSC)」の名称を『BNB Chain(BNBチェーン)』に改名したことを発表しました。
こちらから読む:Bybit、Red Bull Racingとスポンサー契約「暗号資産」関連ニュース
エコシステム拡大を踏まえ「BNB Chain」に改名
BINANCE(バイナンス)は2022年2月15日に、BINANCE独自のブロックチェーンである「バイナンスチェーン(Binance Chain)」や「バイナンススマートチェーン(Binance Smart Chain/BSC)」の名称を『BNB Chain(BNBチェーン)』に改名したことを発表しました。
バイナンスはこの独自ブロックチェーンを用いて「バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)」と呼ばれる独自通貨を発行していますが、今回の発表ではBNBの意味を『Build and Build』に変更したことも報告されています。
BINANCEは『今回の名称変更はBSCがBNBトークンやBNBエコシステムと繋がっていることを強調するものだ』と述べており『BNBはより大きなイノベーションと分散化に向けて独自の進化を続けており、BNBはそのユースケースにおいてBINANCEの枠を超えている』と説明しています。
なお、BNB Chainは「BNB Beacon Chain(旧:Binance Chain)」と「BNB Smart Chain(旧:Binance Smart Chain)」によって構成されるとのことで、「BNB Beacon Chain」はステーキング・投票などBNB Chainのガバナンス面を担い、「BNB Smart Chain(BSC)」はEVM対応・コンセンサスレイヤー・マルチチェーンハブなどの役割を担うと説明されています。
BNB Chainは今後「GameFi、SocialFi、Metaverse」などの大規模なアプリケーション開発に取り組んでいくことを予定しているとのことで、今回の発表ではメタバースと分散型金融(DeFi)を組み合わせた造語である『MetaFi(メタファイ)』と呼ばれる新概念も紹介されています。
こちらの記事もあわせてどうぞ