アニモカ・ブランズ、豪ゲーム開発企業を買収P2Eの導入も視野に
ブロックチェーン関連企業であるアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)は2月17日、オーストラリアのインディーゲーム開発会社グリース・モンキー・ゲームズ(Grease Monkey Games)を買収したと発表した。同発表の中で、今後NFTやプレイ・トゥ・アーン(P2E)機能等の導入を示唆している。
モータースポーツ関連の取り組みで緊密に連携
グリースモンキーゲームズは、オーストラリアのメルボルンを拠点に2013年に設立されたゲーム開発会社だ。
また同社は、モータースポーツを得意としており、トルクバーンアウト(Torque Burnout)やトルク・ドリフト(Torque Drift)といったタイトルを開発。これらのゲームは、モバイルとPCの両方で4,500万回ダウンロードされている。さらに、新しい大型モータースポーツゲームを開発中だ。
なおグリースモンキーゲームズの運営は、今回の買収後も現在の経営陣が継続する。アニモカ・ブランズは、モータースポーツ関連としてREVVモータースポーツというプロジェクトに取り組んでいる。両社は今後、ブロックチェーンの統合、ファンジブルトークン、NFT、P2E機能、シナジー機会、製品の発売に関する取り組み、REVVモータースポーツエコシステムに関連する取り組みを調整するために緊密に連携していくという。
ブロックチェーンはゲームの将来に大きな役割を果たす
アニモカ・ブランズのヤット・シウ(Yat Siu)共同創業者は、「アニモカ・ブランズは、大人気ゲームタイトルの開発経験を持ち、オープンメタバース、特に当社のREVVモータースポーツに対するビジョンを共有するチームである。グリース・モンキー・ゲームズを迎えることができ、非常に感激している。グリース・モンキー・ゲームズは、楽しみなゲームタイトルを追加するだけでなく、当社の開発能力を大幅に向上させる」と語っている。
また、グリースモンキーゲームズの創業者であるアラン・ポッター(Arran Potter)氏は、「私たちは、アニモカ・ブランズとゲームの未来に対する同社のビジョンに参加できることを非常にうれしく思う。私たちの経験とライセンスパートナーを組み合わせることで、REVVエコシステムのためのユニークなデジタル体験を構築することができる。ブロックチェーン技術は、ゲームやウェブ全般の将来において大きな役割を果たすだろう。アニモカ・ブランズほど、一緒に働くのに最適なパートナーはない」とコメントした。
参考
・Animoca Brands acquires indie game developer Grease Monkey Games
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執筆:かにたま
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