The Sandbox:ゲーム大手「Ubisoft」と提携|メタバースにラビッツ登場
メタバースプラットフォームである「ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)」は2022年2月9日に、フランスのゲーム開発・販売大手「Ubisoft(ユービーアイソフト)」と提携して、同社のゲームIP要素をメタバースに導入していくことを発表しました。今回の発表では、Ubisoftが展開している人気ゲーム「Rabbids(ラビッツ)」のキャラクターがThe Sandboxのメタバース上に登場することも報告されています。
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The Sandboxに「Rabbids(ラビッツ)」登場
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は2022年2月9日に、フランスのゲーム開発・販売大手「Ubisoft(ユービーアイソフト)」と提携して、同社のゲームIP(知的財産)要素をメタバースに導入していくことを発表しました。
Ubisoft(ユービーアイソフト)は「アサシンクリード」や「レインボーシックス」などのシリーズで知られる世界的に有名なゲーム開発・販売会社であり、最近では暗号資産・ブロックチェーン・NFTなどの技術を積極的に取り入れていることでも注目を集めています。
同社は既に複数のゲーム関連IPを有していますが、今回の発表ではUbisoft展開している人気ゲーム「Rabbids(ラビッツ)」のキャラクターがThe Sandboxのメタバース上に登場することが報告されています。
メタバース上で「UbisoftのIPコンテンツ」を展開
Ubisoftは、The Sandboxの仮想空間上の土地「LAND」が繋がった大きな区画の土地である「ESTATE」を持つことになるとのことで、ユーザーはこの「仮想空間上に構築されたUbisoft独自の土地」でインタラクティブな体験をすることができると説明されています。
また、Ubisoftが保有するゲーム関連IPのボクセルキャラクターやアイテムは、The Sandboxが提供する無料のクリエイター向けツールである「VoxEdit」と「Game Maker」を使用してプレイヤーやクリエイターが自分の体験に取り入れることができるようになる予定であるとも報告されており、『ラビッツのキャラクターやアイテムをボクセル化する作業は既に始まっている』と説明されています。
「Ubisoft」の新規事業・パートナーシップ担当シニアマネージャーであるGuillaume Mammi氏と、「The Sandbox」のCOO兼共同創設者であるSébastien Borget氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。
【Ubisoft:Guillaume Mammi氏】
ラビッツを「The Sandbox」のコミュニティに提供し、プレイヤーの方々が当社のゲームIP要素を取り入れた独自の体験を作ることができるようになることを嬉しく思っています。そのような人々がラビッツの世界をどのように自分たちのものにするのか楽しみです。The Sandboxが「Rabbids」の世界侵略の長いリストに新しい遊び場を追加することは明らかであり、これはUbisoftがメタバースで自社ブランド展開を試みる素晴らしい機会でもあります。
【The Sandbox:Sébastien Borget氏】
私たちはUbisoftが展開する世界的に人気なゲームのような既にプレイヤーに愛されているIPやブランドと提携して、クリエイターが「The Sandbox」での冒険に使用できる人気キャラクター・アイテムなど、常に新鮮な体験をプレイヤーに提供したいと考えています。オープンなメタバースコミュニティーを理解し尊重する先進的な企業であるUbisoftを『The Sandbox』に迎えて、プレイヤー・ファン・クリエイターのための新たな可能性を共に創造していけることを誇りに思っています。
Ubisoftは数年前から暗号資産・ブロックチェーン・NFTなどを積極的に取り入れており、2020年6月にはイーサリアムのブロックチェーンを基盤とした「Rabbids Token」がリリースされている他、昨年12月にはゲーム内でNFTアイテムを獲得・売買することができるテゾス活用のNFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」を発表、今月はヘデラネットワークの分散型ガバナンスを監督するへデラ運営審議会が設立した「HBAR財団」との提携も発表されています。
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