MicroStrategy CEO「ビットコイン価格暴落しても売る気はない」と説明


ビットコイン(BTC)を長期的に購入し続けていることでも知られる「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」のMichael Saylor(マイケル・セイラー)CEOは2022年1月20日に公開された「Bloomberg」とのインタビューの中で『たとえビットコイン価格が暴落しようと、保有するビットコインを売却するつもりなはい』という考えを語りました。

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戦略は「購入&保有」売却ではないと説明

MicroStrategy(マイクロストラテジー)のCEOであるMichael Saylor(マイケル・セイラー)氏は2022年1月20日に公開された「Bloomberg」とのインタビューの中で『たとえビットコイン価格が暴落しようと、保有するビットコインを売却するつもりなはい』という考えを語りました。

マイクロストラテジーは2020年から定期的にビットコインを購入し続けている米国のデータ分析ソフト企業であり、昨年末には「約9,420万ドル(約108億円)の現金を用いて1,914BTCを追加購入したことによって、同社が保有するビットコインが合計約124,391BTCになったこと」も報告されています。

同社はビットコイン価格が600万円台で取引されていた際にも定期的にビットコインを購入し続けていたため、BTC価格のピーク時に比べると同社のビットコイン投資による利益は大幅に減少していますが、マイケル・セイラー氏は今回のインタビューで『マイクロストラテジーの戦略はビットコインを購入して保有し続けることであり、売ることではない』と説明しています。

ビットコインは半減期が約4年間隔であることなどから「1年間上昇して2〜3年間は停滞する」といった動きがみられるため、仮想通貨業界ではそのような下落・停滞期間のことが「仮想通貨の冬」とも呼ばれていますが、セイラー氏はそのような”冬の到来”への心配について『ビットコイン投資で見るべき期間は、短い時間軸では4年、中期間では10年、そして正しい時間は永遠である』と語っています。

ビットコインは「インフレに対する最高の防御手段」

マイケル・セイラー氏は「暗号資産はインフレに対する最高の防御手段である」との見解を示しており、『インフレ環境化でマイクロストラテジーを有利な位置につかせるためには、バランスシートをビットコインに変えること以上に良い方法はないと思う』と説明しています。

同氏は99%の競合他社が潰れていくの目の当たりにしている中で『何もせずに現状を維持すればそのような方向に向かうだろう』と感じていたとのことで、「ビットコイン戦略をとるか、会社を売るか」という2つの選択肢を迫られた中で「ビットコインを買う」という選択肢を選んだと説明しています。

なお、マイケル・セイラー氏は先月20日に公開されたインタビューの中で「自身が個人的に少なくとも17,732BTCを保有していること」も明かしており、「ビットコイン価格は今後60万ドル(約6,860万円)に達し、最終的には600万ドル(約6億8,600万円)になる」との予想も語っています。

>>「Bloomberg」の報道はこちら

2022年1月21日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)は昨年11月に760万円台まで上昇して以降は下落傾向が続いており、2022年1月21日時点では「1BTC=4,415,805円」で推移しています。

2021年7月26日〜2022年1月21日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2021年7月26日〜2022年1月21日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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