暗号資産取引所の名前を利用した「詐欺・偽サイト」に要注意|国内2社が注意喚起


Coincheck(コインチェック)やbitbank(ビットバンク)などの国内暗号資産取引所から『当社の名前を利用したフィッシング詐欺・偽サイトなどの報告が行われているため、そのような詐欺に騙されないように』との注意喚起が行われています。仮想通貨価格が上昇しているタイミングではそのような詐欺行為が増える傾向があるため、仮想通貨を保有している方を十分注意するようにしましょう。

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国内暗号資産取引所から「詐欺」の注意喚起

仮想通貨業界ではビットコインなどの価格が高騰しているタイミングで詐欺やハッキングなどが増加する傾向がありますが、ここ最近でも複数の取引所からそのような詐欺に関する注意喚起が行われています。

先日は日本国内の暗号資産取引所である「Coincheck(コインチェック)」や「bitbank(ビットバンク)」からも『当社の名前を利用したフィッシング詐欺・偽サイトなどの報告が行われているため、そのような詐欺に騙されないように』との注意喚起が行われています。

コインチェックからの報告

Coincheck(コインチェック)は2021年10月21日の発表で、現在は『Coincheckとの連携やキャッシュバックキャンペーンを実施している』などといった嘘の電話をして、口座開設や入金を促した後にユーザーのアカウント情報を聞き出す事例が確認されていると報告しています。

また『登録状況を確認するために遠隔操作用のソフトをダウンロードさせようとしている』との報告も受けているとのことで、コインチェックは『そのような件はコインチェックは一才関係がなく、そのようなキャッシュバックキャンペーンも実施していないため、個人情報を提供したり、ソフトをダウンロードしたりしないように注意してください』と説明しています。

コインチェックは『電話で口座開設や入金等の勧誘を行うことはなく、お客様のアカウント情報やパスワード、2要素認証コードをメールや電話等で伺うこともない』と説明しているため、電話でそのような話を受けた場合には必ず断るようにしましょう。

>>「コインチェック」の公式発表はこちら

ビットバンクからの報告

bitbank(ビットバンク)は2021年10月22日の発表で『ビットバンクの名前を騙った偽サイトが複数報告されている』と報告しており、『偽サイトで入力した情報は不正に取得される場合があるため、個人情報の入力などを行わないように』と注意喚起を行なっています。

「仮想通貨取引所の公式サイトを偽ってユーザーのログイン情報などを盗み出そうとする手口」は数年前から国内外で数多く報告されており、過去には「Google広告枠を使用して検索時の最上位に偽サイトを表示させる」といった行為も報告されているため、そのような偽サイトには十分注意する必要があります。

偽サイトは公式サイトのデザインをそのまま真似ている場合も多いため一見すると見分けがつきにくいですが、URLを確認することによって公式かどうかを見分けることができます。また、最初に公式サイトを「ブックマーク」に追加して、2回目以降はブックマークからアクセスするようにすれば、騙されるリスクを下げることができるため、頻繁に利用する暗号資産取引所などはブックマークに追加しておく方が良いと考えられます。

なおビットバンクは今回の発表の中で、bitbankの名を騙る偽サイトを見つけた方に対して「お問い合わせフォーム」からの情報提供も求めています。報告された情報は詐欺サイトを閉鎖させるテイクダウン活動に利用するとのことです。

仮想通貨市場では現在のような価格上昇時に詐欺ハッキングなどが増加する傾向があるため、仮想通貨を保有している方は今回報告された手法も含めて様々な詐欺に注意するようにしましょう。

>>「ビットバンク」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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