為替、急激な変動マイナスだが国際協調も必要=黒田日銀総裁
2016-05-12
[東京 12日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は12日、参院財政金融委員会に出席し、必要ならば追加緩和を辞さない姿勢をあらためて示した。一方、マイナス金利政策の効果発現には時間を要する点も強調。参院選前に追加緩和に踏み切るとの報道を否定し、為替は国際協調が必要である点も指摘した。今後の政策運営をめぐり「来年も国債80兆円買うと決めうちはできない」とも発言した。同席した桜井真審議委員は経歴問題について陳謝し、確認作業が終了次第、訂正するとした。
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