【墨汁速報】イーサリアムPoS移行のETH1とETH2のマージがEIP-3675として開発者会議で議論
2021-07-24
イーサリアムのマイニングを廃止し、完全にPoS(Proof of Stake)に移行するETH1とETH2のマージ(統合)がEIP-3675として提案された。イーサリアムのPoS完全移行は今年末から来年の初旬にかけて予定されている。
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EIP-3675 ETH1とETH2のマージ
EIPとはイーサリアム改善提案(Ethereum Improvement Proposal)の略で、イーサリアムに実際に実装する変更を提案する正式な形式だ。EIP-3675はPoSへの完全移行である通称”ETH1とETH2のマージ”の仕様を定義するというもので、ETH2のマージを実装することが決定してから提案される初のEIPとなっている。
EIP-3675については24日に行われたイーサリアムコアデベロッパー会議 #118にて話し合いが行われている。
ETH2マージ実装のタイミング
EIP-3675で最も注目すべきは、ETH2のマージを実装するタイミングだ。ETH2のマージは現在のマイニングを必要とするProof of WorkからイーサリアムのProof of StakeであるCasper FFGへと完全移行するため、通常のハードフォークと異なる。
ETH2マージでは本来利用する特定のブロック高ではなく、合計のデフィカルティ(難易度)を利用するという提案がイーサリアム2.0リサーチャーによってされている。
*速報のため現在追記中
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参照元:CoinChoice