McLaren Racing:テゾス(Tezos/XTZ)と提携して「NFTプラットフォーム」構築へ
イギリスのレーシングチームである「McLaren Racing(マクラーレン・レーシング)」は2021年6月17日に、テゾス(Tezos/XTZ)との間で複数年間に渡るパートナーシップを締結したことを発表しました。マクラーレン・レーシングは、Tezosのブロックチェーン上で新しいファン体験を提供するためのNon-Fungible Token(NFT)プラットフォームを構築することを予定しています。
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Tezosの「エネルギー効率の高さ」などを評価
McLaren Racing(マクラーレン・レーシング)は2021年6月17日に、テゾス(Tezos/XTZ)との間で複数年間に渡るパートナーシップを締結し、Tezosのブロックチェーン上で新たなファン体験を提供するためのNFTプラットフォームを構築することを発表しました。
テゾス(Tezos/XTZ)をパートナーに選んだ理由としては、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しているテゾスが「環境に優しくエネルギー効率が高いこと」が挙げられており、ビットコインやイーサリアムよりも遥かに少ないエネルギー量でネットワークが運営されるだけでなく、二酸化炭素排出量が少ないということなども説明されています。
We are excited to welcome @Tezos, the world’s most advanced blockchain, as our Official Technical Partner.
McLaren will use the energy efficient and upgradeable Tezos network to create a series of non-fungible tokens (NFT) across F1, INDYCAR and esports.
— McLaren (@McLarenF1) June 17, 2021
世界で最も先進的なブロックチェーンであるTezosを公式テクニカルパートナーとして迎えることを嬉しく思います。
マクラーレンは、エネルギー効率が高くアップグレード可能なTezosネットワークを使用して、F1・INDYCAR・eスポーツ全体で一連のNon-Fungible Token(NFT)を作成します。
「マクラーレン関連NFT」をリリース予定
Tezosブロックチェーン上に構築されるNFTプラットフォームの詳細は明らかにされていないものの、同プラットフォームではマクラーレン・レーシングの歴史や有名ドライバーなどに関連するNFTがリリースされる予定だと伝えられており、マクラーレンのF1ドライバーとインディカードライバーのレーシングスーツには「Tezosのロゴマーク」が付けられることになるとも報告されています。
「McLaren Racing」のライセンス・eコマース・eスポーツ担当ディレクターであるLindsey Eckhouse氏は「Tezos」との提携について次のようにコメントしています。
「Tezos」と「McLaren Racing」が協力してファンに焦点を合わせた独自のNFTプラットフォームを作成することは、急速に発展している業界における革新的なステップです。マクラーレンは全ての取り組みでファンを中心に考えていますが、今回の提携はファンの人々がチームの重要なパーツを所有することを可能にするもう1つの重要なパートナーシップです。Tezosでプラットフォームを立ち上げ、F1・INDYCAR・eスポーツチームでオーダーメイドのNFTを作成することを楽しみにしています。
Tezosはモータースポーツ分野での提携関係を拡大してきており、今年5月にはF1チームである「Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)」と提携したことも報告されています。
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2021年6月18日|テゾス(Tezos/XTZ)の価格
テゾス(Tezos/XTZ)の価格は先月24日に290円付近まで下落したものの、その後は横ばいの状態が続いており、2021年6月18日時点では「1XTZ=366.33円」で取引されています。
2021年3月20日〜2021年6月18日 XTZの価格チャート(画像:Coingecko)
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