[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比604円03銭安の1万6062円02銭と大幅に5日続落した。外為市場で1ドル106円台前半まで急速に進行した円高を嫌気し、朝方から現物、先物にまとまった売りが先行した。円高による採算悪化が懸念される電機、自動車などの輸出企業の下落が目立った。日経平均は一時690円安まで下落し、4月12日以来約3週間ぶりに節目の1万6000円を下回ったが、大台割れの水準では買い戻しも入り、やや下げ幅を縮小させる展開だった。 参照元:ロイター: トップニュース