地域通貨×スポーツテック×DXのファンマーケティングツール「YELLtum」実証実験開始


トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開している「canow株式会社」は2021年2月3日に、地域通貨×スポーツテック×DXによってチームの貢献度・スポーツファンの応援を可視化するファンマーケティングツール『YELLtum(エールタム)』の実証実験を開始したことを発表しました。「YELLtum」はスポーツチームなどが発行する地域通貨で、チームや選手を応援したり、スタジアム周辺の店舗や地域企業で商品・サービスを購入したりできるように設計されているため、スポーツチームを通じた地域創生を実現することができると期待されています。

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スポーツチームの地域通貨で「地域創生」を促進

canow株式会社は2021年2月3日に、地域通貨×スポーツテック×DXによってチームの貢献度・スポーツファンの応援を可視化するファンマーケティングツール『YELLtum(エールタム)』の実証実験を開始したことを発表しました。

「YELLtum(エールタム)」は、初期費用ゼロ円で始めることが可能なファンマーケティング専用ツールとなっており、ブロックチェーン上で発行されるトークンである「YELL(エール)」を発行することによって『評価する』『使う』という2つの機能でファンの応援を可視化できるように設計されています。

『評価する』機能ではスポーツチームなどが発行する地域通貨でチームや選手を評価・応援することができるようになっており、『使う』の機能ではファンの人々がそれらのトークンをスタジアム周辺の店舗や地域企業で地域通貨として使用することができるとされています。

スポーツチームが発行する地域通貨で『評価する』『使う』という2つの機能を提供することによって、チーム・選手・ファンのコミュニケーションが活発化し、スタジアム周辺などで地域経済圏が盛り上がり、ファンの行動履歴を取得することによる新たなデジタルマーケティングが可能となるため、スポーツチームを通じた地域創生を実現することができると期待されています。

(画像:canow株式会社)(画像:canow株式会社)

YELLtum実証実験の協力チームも募集

「canow株式会社」のCOOである大坂 亮平氏は『YELLtum(エールタム)』について次のように語っています。

スポーツチームはその地域の顔であり、地域の象徴だと考えています。「YELLtum」はスポーツを通じてその街の一体感やムーブメントを作ってきた各チームが、さらに地域/ファンとの距離感を深めるだけでなく、これまでにチームが地域発展に貢献してきた実績の可視化、またさらなる地域経済の活性化を担うことが可能になります。ファンにとってもチーム独自の地域通貨の導入は、チーム/地域との一体感を一層感じることができ、チームやファンだけでなく地域全体に活気が溢れる世界の実現に向けて、政府・行政とも協議を重ねながら「YELLtum」による理想のチームと地域のあり方を追求していきます。

「canow株式会社」は公式発表の中で『ブロックチェーン上で発行されたトークンを前払式支払手段として展開し、規制面では政府・行政と協議しながら実証実験などを実施していく』と述べており、『今後はYELLtumの実証実験に協力していたいただけるスポーツチームを募集していく』と説明しています。

なお同社は2020年12月17日に、暗号資産×スポーツの分野で急速に成長している「チリーズ(Chiliz/CHZ)」のファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」と提携したことも発表しています。

>>「canow株式会社」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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