イーサリアムのスマートコントラクト開発言語Solidityの勉強方法まとめ(2021年版)
イーサリアム(Ethereum)のアプリケーション開発者の需要はますます増加しています。しかし実際に勉強しようとしても何から手を付ければいいか分からない、あるいは業務で利用することがないため実践の機会もなく勉強しずらいという人もいると思います。
本コラムでは、スマートコントラクト開発言語Solidityの勉強方法まとめとしてIDEO VCに所属するイアン・リー(Ian Lee)氏が紹介する勉強方法を解説します。
Solidity学習リソース
まずはSolidityを勉強するためのリソースの紹介です。
Solidityドキュメント
最も一般的なものですが、Solidityのドキュメントです。本のように全て読むのではなく、必要なものを検索しながら使うことが大切です。
参考:Solidity
Udemy Solidity Course
UdemyのmSoilidity Courseです。実際のプロジェクトのスマートコントラクトをサンプルにしながら学べます。る3週間のコースが約1500円で受講できます。
参考:Ethereum Blockchain Developer Bootcamp With Solidity (2021)
OpenZeppelinのテンプレート
OpenZepplinはスマートコントラクトのテンプレートをリリースしています。全て監査済で世の中で使われているERC20やERC721のコントラクトコードが公開されています。
参考:OpenZeppelin
オープンソースプロジェクトから学ぶ
クリプト・ブロックチェーンのプロジェクトの素晴らしい点はほとんどのプロジェクトがオープンソースであるという点です。実際にスマートコントラクトに資金が投下されて、攻撃も試行されるなどさまざまな形で検証済のコードから学ぶことができます。
【参考】
・Balancer
・Uniswap
・Compound
・MakerDAO
またドキュメントでなくともEtherscanにコードが登録されている場合、コントラクトアドレスをEtherscanに入力してコードを参照することもできます。
参照:https://docs.balancer.finance/smart-contracts/addresses
また、イーサリアム(Ethereum)のコードを書く場合、Remixはおすすめのエディターです。ブラウザでスマートコントラクトのテストデプロイなどが実行できます。
いかがだったでしょうか。これからイーサリアムのスマートコントラクトの開発を始めようとする人の参考になれば幸いです。
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参照元:CoinChoice