【売買ルール禁止事項編】 NYダウー日経225サヤ取りでやってはいけない3つの事

運用というのは、「やってはいけない事をやって失敗」というパターンが往々にしてあります。NYダウー日経225サヤ取り売買ルールでは、それを禁止事項としてまとめています。NYダウー日経225サヤ取り 3つの禁止事項運用上の禁止事項についてです。私が禁止事項として決めている事項は3つあります。ニュースなどによる予想禁止指値注文禁止片張り禁止「NYダウー日経225サヤ取り」は、基本的に場帳のサヤ変動のみをみて売買をしていきます。でも、ついつい今後のサヤ変動予想をしたくなるものでもあります。ニュースにようる予想禁止特に、ニュースとともに株価が大きく動いているようなときは尚更です。それでも、その情報をもとにしたサヤ変動予想はしません。サヤ取りに限らないのですが、ニュースや情報から将来の相場変動を予想するのは難しいものです。難しいですし、時間もかかりますし、そして当たりません。こういう事に時間をかけていては、苦労ばかりが多くなり、利益も増えません。指値注文禁止ポジションを作る時は「成行注文」が基本です。仕掛けでも決済でも、指値注文は使わないようにしています。指値注文を使うことで、有利な約定をすることはあります。でも、あと一歩で約定できずに、そのまま不利な方向に動き出すことも多いのです。不利な方向に動き出すと、「値が戻ってくるのをまとう」という気持ちになりやすく、更に状況を悪化させかねません。こういうのは、「つまらない失敗」です。その「つまらない失敗」で売買のリズムが崩れることも多いです。私も、この運用法を始めたころは指値注文を使っていた時期もありました。でも、弊害の方が多いと感じたので、指値注文禁止として成行注文のみで売買をすることにしています。片張り禁止NYダウー日経225サヤ取りは、両建てで売買を行います。この両建てポジションで、片方のポジションだけを決済した状態を「片張り」と呼びます。NYダウ買いー日経225売りポジションここでNYダウ買いポジションのみ利益確定日経225売りポジションのみ残る。この状況が片張りです。この片張りは、片方に大きく利益が乗っているようなときにやりたくなるものです。でも、大体失敗します。私も、過去に何度も失敗しています。今でも、たまに片張りにしたくなるときはあります。売買ルールの禁止事項とすることで、自分の心に歯止めをかけるようにしています。その他:休みを作ることを心がける売買のリズムとして意識していることがもう一つあります。「ポジションゼロで休むことを心がける」・・・・です。これは、強制ルールではありません。やってみて感じている方も多いのですが、株にせよFXにせよ「ポジションゼロにして休みを入れる」というのはなかなか出来ないものです。ポジポジ病とも呼ばれますが、常にポジションを持っていたくなるという習性がどの投資家にもあります。これ、失敗の元なんですよね。サヤ取りに限らずどんな運用にも「得意な局面」と「不得手な局面」があります。「得意な局面」には、ポジションを大きく持ってガンガン稼ぐべきなのはいうまでもありません。でも「不得手な局面」は、出来ればポジションをゼロにして休んでおきたいものです。「不得手な局面」でポジションをゼロに出来れば、損きりもせずに済み損失を減らせます。休みを多く取れるようになれば、想定外の大変動に巻き込まれにくくなります。ポジションゼロのときに大暴落が起きても、損益はゼロですみますからね。サヤ取りルール全体について場帳をみなが、「仕掛け」「決済」をしていく。売買をやっていくにしたがって禁止事項などの大切さが実感できるようになってくると思います。「休み」の大切さが実感できるのは、数年経ってからかもしれません。いずれにしても、慌てずゆっくりと売買をして利益を積み上げていきましょう。

参照元:お気楽FX 相場生活入門編

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