XRPは「10年後に生き残る暗号資産の1つ」Pantera Capital CEO
米国の暗号資産ヘッジファンド「Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)」のCEOであるDan Morehead(ダン・モアヘッド)氏は「Thinking Crypto」のインタビューに応じた際に『XRPは長期的な利用が見込まれる暗号資産の一つであり、将来的に生き残るであろう8〜10の暗号資産の1つである』との考えを語りました。
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8〜10の暗号資産が異なる分野で重要な存在に
XRP(エックスアールピー)は時価総額ランキングで3〜4位を維持している仮想通貨業界で特に有名な暗号資産の1つですが、XRP総供給量の50%以上をRipple社が所有していることなどに対する批判も出ており、その将来性については専門家の間でも意見が分かれています。
しかし、米国の暗号資産ヘッジファンド「Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)」のCEOであるDan Morehead(ダン・モアヘッド)氏は『XRPは今後10年後に生き残る8〜10の暗号資産・ブロックチェーンの中の1つになる』との考えを語っています。
ダン・モアヘッド氏は資金移動に関する会話の中で『Ripple社は素晴らしい仕事をしている』と称賛しており「Ripple社は仮想通貨業界の競合他社とはかなり異なる方法でコードを開発している」と述べています。XRPは”分散化されていない”と批判されることもありますが、同氏はこれに関しても『法定通貨も分散化されていないが必要とされている』と述べており、XRPのような暗号資産も必要であるとの考えを示しています。
仮想通貨業界には『将来的には1つの暗号資産だけが生き残る』といった考えを持つ人々も多数存在しますが、ダン・モアヘッド氏は『将来的には複数の暗号資産プロジェクトが生き残り、それぞれが異なる分野で重要な存在になる』と予想しており、『90年代初頭には”Yahoo!”を熱狂的に支持する人々がいたものの、実際にはその他にも30社ほどの重要な企業が存在した』と説明しています。
また暗号資産プロジェクトの競争に関しては「XRP・BTC・ETHなどの暗号資産はそれぞれが”異なる役割”を果たすものであるため、互いを比較することはできない」ということも強調されており、暗号資産は互いに競合しているのではなく、国際送金や価値の保存などといった数兆ドル規模の市場と競合しているのだと説明されています。同氏はこれの例として『XRPとETHは戦っていないが2つのデジタル資産は”アルゼンチンペソ”と戦っている』と語っています。
ダン・モアヘッド氏は今回のインタビューの中で「8〜10の暗号資産が生き残る」との考えを語っていますが、同氏がCEOを務めている「Pantera Capital」は、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ファイルコイン (Filecoin/FIL)
・オーガー(Augur/REP)
・ポルカドット(Polkadot/DOT)
・ゼロエックス(0x/ZRX)
などの暗号資産に投資していると報告されています。
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2020年8月10日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は今月2日に34円台まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年8月10日時点では「1XRP=31.27円」で取引されています。
2020年7月11日〜2020年8月10日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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