暗号資産決済会社「Wirex」アメリカ・ジョージア州でライセンス取得
イギリス・ロンドンに本社を構えて暗号資産決済システムを運営している「Wirex Limited(ワイレックス・リミテッド)」は2020年8月7日に、「Wirex USA」がアメリカ・ジョージア州で送金ライセンスを取得したことを発表しました。これにより、Wirexは同州で暗号資産関連事業を展開できるようになります。
こちらから読む:スロベニアで仮想通貨決済の導入進む「暗号資産」関連ニュース
今後数ヶ月以内に「米国向けサービス」提供へ
Wirex Limited(ワイレックス・リミテッド)は2020年8月7日に、「Wirex USA」がアメリカ・ジョージア州の銀行金融局から”送金ライセンス”を取得し、米国市場での事業拡大に向けて重要な1歩を踏み出したことを発表しました。
この発表は同社が以前明らかにした『米国で決済カードにリンクした次世代型の仮想通貨プラットフォームを公開する』という計画に続くものであり、このライセンスを取得したことによってWirexはジョージア州の人々に送金関連サービスを提供できるようになると説明されています。
Wirexは世界130ヵ国に住む300万人の顧客向けに「1つのアプリで複数の法定通貨と仮想通貨をスムーズに交換・保有できるサービス」を提供しており、Visa対応店舗で使用できる「非接触型の仮想通貨対応デビットカード」や、仮想通貨で報酬を還元する「CryptoBack」などのサービスを開発しています。
「Wirex USA」のマネージングディレクターであるHarold Montgomery氏は、同社が今後数ヶ月以内に米国でサービスを開始する予定であることを語っています。
ジョージア州におけるライセンス取得は「規制に準拠した暗号資産マネジメント機能」をお客様に提供するための最初のステップです。「Wirex USA」は現在の規制に準拠した上で資産を安全に保管しており、暗号資産をよりアクセスしやすいものにしています。「Wirex」の魅力的なサービスを今後数ヶ月で米国のお客様に提供できることを楽しみにしています。
Wirex Limited(ワイレックス・リミテッド)は日本市場進出に向けた取り組みも進めており、日本で立ち上げられた「株式会社ワイレックス・ジャパン(Wirex Japan)」は「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」にも”第二種会員”として参加しています。
こちらの記事も合わせてどうぞ