スマホでの「仮想通貨取引」をもっと気軽に|Samsungウォレット・Geminiアプリが連携
米国の仮想通貨取引所「Gemini(ジェミナイ)」は2020年5月28日に「Samsung Blockchain」と提携したことを発表しました。これによりアメリカ・カナダのSamsung Blockchain Wallet(サムスン・ブロックチェーン・ウォレット)ユーザーは「Geminiモバイルアプリ」に接続して仮想通貨を購入・販売・取引できるようになります。
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仮想通貨の売買・取引・保管を「スマホ」で完結
仮想通貨取引所「Gemini(ジェミナイ)」は2020年5月28日に「Samsung Blockchain」と提携したことによって「Samsung Blockchain Wallet」のユーザーが「Gemini Mobile App」に接続して仮想通貨を購入・販売・取引できるようになったことを発表しました。Geminiは今回の提携について『GeminiはSamsung Blockchainと提携した米国初の仮想通貨取引所・カストディアンである』と説明しています。
Samsung(サムスン)のブロックチェーン・ウォレットは、ユーザーが自分自身で仮想通貨を保管・管理することができる仮想通貨ウォレットであり、「Galaxy S10・S20」などのスマートフォンに搭載されています。
今回「Samsung Blockchain」と「Gemini」が提携したことによって、同ウォレットを利用しているアメリカ・カナダの人々は「Samsung Blockchain Wallet」で仮想通貨を保管しつつ、「Gemini Mobile App」に接続して仮想通貨を取引したり、Geminiアカウントの残高を表示したり、仮想通貨をコールドストレージに転送したりすることができるようになったと伝えられています。
「Samsung Blockchain Wallet」はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などをはじめとする様々な仮想通貨を保管することができるウォレットアプリとなっていますが、「Gemini」との連携によってスマホで直接仮想通貨を取引したり、Geminiのカストディサービスへとスムーズに仮想通貨を移動してより安全に仮想通貨を保管したりすることができるようになるため、スマートフォンだけでより気軽に仮想通貨を管理できるようになると期待されます。
GeminiのCEOであるTyler Winklevoss(タイラー・ウィンクルボス)氏は『仮想通貨は単なるテクノロジーではなく”ムーブメント”である』と述べており、『Samsung Blockchainと協力して世界中の人々にさらなる選択肢・独立性・機会を提供できることを誇りに思う』と語っています。
これらのサービスは米国・カナダ向けのサービスとなっていますが、スマートフォンでの仮想通貨取引・管理がスムーズに行えるようになるとことによって、仮想通貨の利便性が高まり、普及促進につながると期待されています。
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