【墨汁速報】イーサリアム ETH2メインネット環境実装の”トパーズテストネット”をローンチへ

【墨汁速報】ゴールドがビットコインを打ち負かす コロナショック S&P500サーキットブレイカー発動

イーサリアム2.0の開発を行うPrysmatic Labsは、初となるETH2のプロダクションレディバージョンとなるv0.11.1の実装を行ったトパーズ(Topaz)テストネットを発表。ジェネシスバリデータとしてローンチに携わるには、日本時間2020年4月16日9:00am以前にGoerliテストネットETHをステーキングする必要がある。

ETH2トパーズテストネット

トパーズテストネットは、イーサリアム2.0(ETH2)のフェイズ0となるBeacon Chainのメインネット環境をフル実装したテストネット(正式ローンチ前のテスト環境)だ。36,000バリデータものステーキングを記録したサファイアテストネットでは、3.2テストネットETHという少額でのステーキングとしていたが、トパーズテストネットでは実際のメインネットと同様に32テストネットETHとなっている。

Prysmatic Labsの開発ロードマップは

・ルビー:α版テストネット
・サファイア:β版テストネット
・トパーズ:プロダクションレディNEW!
・ダイアモンド:メインネット

までのバージョンをロードマップとしており、2020年第三四半期をイーサリアム1.0(現在のネットワーク)上にローンチ予定としているETH2はダイアモンドとなる。今回のトパーズテストネットは本来のロードマップにはないが、ダイアモンドリリース前の最終段階のリリースということだ。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0(ETH2)テストネット 2倍となる36,000バリデータを記録

サファイアテストからトパーズテストネットへ移行

Prysmatic Labsによると、16日からサファイアテストのバリデータの拒絶を開始し、トパーズテストネットのジェネシスデポジットへ送金を開始するとしている。

デポジットコントラクトは0x5cA1e00004366Ac85f492887AAab12d0e6418876で、既に173バリデータ5,536ETHがステーキングされていることがわかる

 

*注意:テストネットであり、ETHをステーキングすることはできない。テスト環境上のステーキングであり、まだ一般ETHホルダーのステーキングは開始していないため、ETHを送金しないこと

 

出典:Etherscan

ETH2バリデータノードの要求スペック

ETH2トパーズテストネットでのバリデータ最低要求スペックは

 

プロセッサー:Core i5-760またはAMD FX-8100以上
メモリ:4GM以上
ストレージ:SSDで20GB以上の空き容量

 

となっている。

ETH2マルチクライアントテストネットではない

このトパーズテストネットはサファイアテストネットと同様で、ETH2のローンチ前提となるマルチクライアントテストネットではない点に注意だ。だが各クライアントの開発も最終段階となっており、ETH価格がコロナショック下落後に他のアルトコインと比較してポジティブであるのもETH2のステーキングに期待が寄せられているからだろう。

イーサリアム価格は現在17,000円前後を推移しており、1バリデータノードのETHコストは544,000円となっている。

関連記事:イーサリアム2.0(ETH2)の2020年ローンチ目前のカウントダウンへ 現在の進捗は?

墨汁速報@コインチョイス その他仮想通貨の最新時事ニュースはこちら


▼墨汁サロンでは相場影響や市場分析、テクニカルの考え方などをより深く解説しています。

墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界

 

出典:Introducing Topaz Testnet

参照元:CoinChoice

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です