BINANCE:Visa・Mastercardによる支払い機能「20ヵ国以上」で利用制限
仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は、2020年4月12日にVisa(ビザ)やMastercard(マスターカード)を用いた支払いサービスが一部の国や地域で一時的に利用できなくなることを発表しました。
こちらから読む:GMOコイン、BATの”貸出受付”を開始「仮想通貨取引所」関連ニュース
21の国や地域で「一時的にサービス停止」
BINANCE(バイナンス)は以前から「Visa(ビザ)」や「Matercard(マスターカード)」を用いた仮想通貨購入サービスを提供しており、対応地域の拡大を図っていましたが、今回の発表ではこれらのサービスが一部地域で一時的に利用できなくなることが報告されています。
これらの地域の中には、同社が最近対応を発表した国も多数含まれています。Visa・Mastercardによる支払いサービスが「利用できなくなる地域」と「引き続き利用できる地域」は以下のようになっています。
【利用できなくなる地域】
アルゼンチン・インド・インドネシア・イスラエル・カザフスタン・ケニア・コロンビア・シンガポール・スイス・トルコ・ナイジェリア・フィリピン・ブラジル・ペルー・ベトナム・マレーシア・メキシコ・南アフリカ・香港・韓国・台湾
【引き続き利用できる地域】
アイスランド・アイルランド・イタリア・イギリス・ウクライナ・エストニア・オーストリア・オランダ・キプロス共和国・ギリシャ・クロアチア・スロバキア・スロベニア・スペイン・スウェーデン・チェコ共和国・デンマーク・ドイツ・ノルウェー・ハンガリー・フィンランド・フランス・ブルガリア・ベルギー・ポーランド・ポルトガル・マルタ・ラトビア・リヒテンシュタイン・リトアニア・ルクセンブルク・ルーマニア・ロシア
サービス停止の理由については明らかにされていませんが、BINANCEは各国の規制に基づいてサービスを提供するための修正をこれまでにも行ってきているため、今回の措置も規制に従う目的があると考えられています。
なお、利用停止となった地域に関しては”一時的に”とされているため、将来的には再び利用できるようになる可能性もあると考えられます。