来週の外為市場では、米国の株式と債券の動向が最大の焦点となる。株価が底入れして長期金利が持ち直せば、ドルが買い戻される余地がある一方で、新型コロナウィルスの世界的な流行が終息するめどが立たなければ、リスク回避の地合いが一段と強まって円が買われやすい。利下げ督促相場となっている米国の金融市場に対して米連邦準備理事会(FRB)がどう応えるのかも見どころだ。 参照元:ロイター: トップニュース